トイレの色
リフォーム

ずっと居たくなる!快適なトイレのためのカラーリング【前編】

トイレは1日に何回も使う大切な場所。ですがお家によっては温度調節が大変な場所でもあります。夏は蒸し暑くて、いるだけで汗が・・・冬になるとトイレがヒエヒエで長居したくない!なんてことはないでしょうか。

実はトイレの温度調節には色を使うと効率が良いのです。狭い空間ゆえ、ちょっと工夫すると全体の印象がグッと変わりますよ。

今回、【前編】では過ごしやすくなる色の話を、【後編】ではトイレ空間の作り方をご紹介します。いつもの殺風景な白いトイレに、彩を加えてみませんか?

【ずっと居たくなる!快適なトイレのためのカラーリング【後編】】

私たちがトイレに費やす時間

2013年に行われた調査によると、一生のうちトイレで過ごす時間をトータルすると一年以上になるそう。

トイレにいる時間

自宅での1回のトイレ滞在時間は「2~3分程度」という人が最も多く、健全な生活者の一日の平均トイレ回数は6~8回程度となっています。寿命が80年だとすると、なんと人生の80分の1をトイレで過ごしているわけです。

ちなみに世界平均だと、男性の一回のトイレに費やす平均時間は1分24秒、女性の平均時間は2分33秒だそうです。これほど長い間付き合うことになるトイレは、快適な空間にしておきたい場所ナンバーワンではないでしょうか。

【リフォームする前に知っておきたい、トイレが好きになるコツ】

色は見るだけで体温が変化する?

夏には蒸し暑く、冬は寒い・・・そんなトイレは正直入りたくありませんよね。

トイレの体感温度調整で困っている時は色の刺激を取り入れるのがオススメです。そもそも色は暖色系と寒色系の2つに分けることができます。暖色系とは、赤・オレンジ・ピンクなどの光や暖かさを感じるような色、寒色系とは、青や緑・紫といった冷たい見た目の色のことを指します。

トイレの色

実は暖色系には見た目だけでなく、実際に体を温める作用があります。赤や黄色、オレンジに囲まれた空間に入った時、人間の感じる体感温度は、青や緑などの寒色系に囲まれた空間にいるより最大3度も上がるデータがあります。

これは大脳へ伝わった色の刺激が、自律神経の働きに作用し体内の血液量が変わるからです。暖色を見ると交換神経が刺激されて血液量が上がるので血行が良くなって体が温まりますし、寒色を見ると副交感神経により血液量が下がり、体温も下がって気持ちが落ち着きます。

つまり涼しくしたい時は寒色系を、暖かくしたい時には暖色系を空間に取り入れると良いわけです。

ベストなトイレの色選び

トイレは長く居座っても30分程度なので、入った瞬間強めの赤みや青みがパッと目に入り、交感神経を刺激するような色を置くと良いでしょう。

一番お手軽なのは、夏はトイレマットやカバーを青や緑などの鮮やかな寒色系のものへ、冬は暖かさを感じる赤や黄色のものへ変えること!季節ごとに色を操れば、トイレの空間が過ごしやすくなります。

例えば、絵や写真、はがきを飾るなど少し空間に色を足すだけでも効果があります。また、トイレタンクなどに置く小物を、夏は青色にするだけでも涼しげなトイレになります。もっと大々的に変えたいという場合は、壁紙や床、照明、便座の色を変えると、統一感も生まれてスッキリしますよ。

おすすめは、お家にトイレが2個ある場合、片方は夏用、片方は冬用と分けてコーディネイトすることです。

トイレのコーディネイト

実際筆者の家では、一階のトイレは温かみがあるベージュの壁紙にして、二階のトイレは便座と壁の色を寒色系にしてあります。冬は1階のトイレが人気で、夏は2階のトイレをよく使用しています。

こうして空間の色に配慮し、トイレと他の部屋との気温差を縮めることで、過ごしやすいトイレが作れます。季節によって色を変えたり、トイレを使い分ければ、かんかん照りのお昼も、ひんやりする夜のトイレも快適に過ごせるでしょう。

色それぞれの持つ効果については、「これだけ考えればいい!色使いを知ってインテリアに取り入れよう!」内で説明されていますので、こちらも読んでみてください。

色を知ってトイレをより快適に!

トイレと色の密接な関係をお分かりいただけましたか?他の部屋よりお手軽に雰囲気を変えられるのがトイレの良いところですね。

次回は実例を紹介しながら、トイレ空間の色についてもっと探っていきます。後編もお楽しみに!

  【ずっと居たくなる!快適なトイレのためのカラーリング【後編】】