リフォームをされる時皆さんがまずすること、それは見積もり依頼かと思います。しかし、見積もりをもらったのはいいものの、どのようにして見ていいかわからない。そのように思ったことはありませんか?
そんな方のために今回は見積もりを見れば、どんな会社かわかる!他社と比較ができる!そんなチェックポイントを教えます。
まずは見積もり作成スピードをチェック!
実際に見積もりをとった方ならわかると思うのですが、ちょっとした仕事の見積もりでも出てくるのに随分時間がかかる会社と、すぐに見積もりを提出してくれる会社があります。
見積もり提出が遅くなる原因としては、進行中の仕事が他にも多々あることです。そのために見積もり作成は空き時間にするという体制が生まれます。それで1週間ほどかかったりするのです。お客様からすればお家に来てもらって、大体イメージがついた時に見積もり金額を知りたいと思うことでしょう。しかし1週間以上待たされると、まだ金額は出てこないのかなと思う時もあるかと思います。
リフォーム会社の諸事情からすれば、1週間くらいかかるかもしれませんが、実はそんなことはありません。パターン化されやすい工事でしたらお家に訪問した際に見積もりを提出することは可能です。したがって、見積もりが遅い会社はその会社の体質が問題と言えます。体質的に仕事が遅い会社は工事が始まってからも、対応が遅い場合があります。なので見積もり作成スピードはその会社の体質を見るバロメーターになるのです。
安さだけで見積もりを比較していませんか?
見積もりをだしてもらった時、何と言っても気になるのは金額ですよね。ただ、安易に1番安いところに決めるのは危険かもしれません。
リフォーム業者で同じプランで安くするということは、自社の利益を落すか、材料の質を下げるか、職人さんの質を下げるかといった選択肢となります。職人さんの人件費をさげると、利益をなんとか出そうとして手を抜いて早く終わられる職人さんも出てくると思います。なのでリフォームをする際はけして安いことが良いとは限らないためご注意ください。
一式見積もりと詳細見積もりどっちがいい!?
一式見積もりは怪しい、詳細見積もりは安心とは一概には言えません。実際に見積もりをとってみるとわかるのですが、一式見積だろうが詳細見積もりだろうがお客様にとっては大変わかりにくいです。どんな形の見積りであろうとも、お客様が内容を理解できなければ意味がありません。まず確認したいポイントは以下の3つです。
- 工事の範囲はどこなのかを、見積もりまたは図面等で示させているか。
- 使用する資材・商品等はしっかり明示されているか。
- 内装材、設備機器等は希望されたものになっているか。
もし、上記の内容が見てわからない場合はどこに明記されているか業者に確認する必要があります。口頭だけではデータとして残らないため、しっかり書類等に明記されていた方が今後トラブルになりにくいです。
意外な落とし穴
いざ、見積もり内容を確認して契約を結び、リフォーム工事が始まったはいいものの、思ったより木材費がかかったため追加費用、配管が古く交換しないといけなく追加費用とあれよあれという間に追加費用が膨大になる場合があります。結局、他社の見積もりの方が安かったなどという場合もあるようです。
こんなことにならないためにも、見積もりチェックの際に業者に見積もりに記載の費用以外に別途費用がかかるものがないか確認しておく必要があります。そうすることにより安心してリフォーム工事に臨むことができます。
信頼できる会社へ依頼を
見積もりの見方をご説明しましたが、結局良いリフォームとはお客様と業者との信頼関係があって初めて成り立ちます。なので、少し高い見積もりを出した会社がいたとしてもその業者が他社より信頼できるところであればその業者でリフォームすることをお薦めします。見積もり書は業者を見極めるひとつの資料です。ぜひ納得できる資料を出してもらい、良いリフォームをしましょう。
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