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『増築リフォーム』をスムーズに進めるためのポイントを解説します!

     
増築おすすめ

“息子ファミリーと一緒に住むことになった”

“趣味の部屋が欲しい”

などといった理由から、最近既存の家に「増築リフォーム」を検討する人が増えています。一般的に家の面積を増やすことを指す「増築リフォーム」ですが、工事をする上で様々な決まりがあるのを知っていましたか?実は、自分の敷地内だからと言って自由に増築ができるとは限らないのです。

そこで今回は「そもそも増築って?」「何に注意しておけばいいの?」「結局のところ、費用はどのくらいかかるの?」といった疑問を解決して、増築リフォームをスムーズに進めていくためのポイントをまとめました。

そもそも“増築”ってなに?

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増築とは、簡単に言うと「床面積を増やすこと」です。つまり、リフォームをおこなうことで家の面積が増えることを指します。

たとえば、平屋だった家に2階部分を付け加える場合(これを「建て増し」とも言います)や子供部屋を新たに増やす場合を一般的に「増築リフォーム」と呼びます。また、今ある家の壁や床を一度取って骨組や構造から作り直すような大規模なものも同じ「増築リフォーム」に当てはまります。

実際にこの工事を進めていく場合には事前に知っておきたい注意事項がいくつかあります。リフォームが進んでしまってからでは遅いこともあるので、しっかり確認をしておきましょう。

増築リフォームの注意点①土地に対して決まりごとがある

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まず、増築リフォームをする前に知っておきたい情報があります。一般的に土地については、

  • 用途地域
  • 建ぺい率
  • 容積率
  • 道路幅員制度
  • 高さ制限や道路斜線制限 等々

といったものが各市町村によって決められていることがほとんどです。(場合によって建ぺい率・容積率については制限がない地域もあります)この決まりを守らなければ法律に引っかかってしまい、工事が白紙に…なんてことにもなりかねないのでリフォームをする前にあなたの住んでいる市町村で土地に対して定められている決まりを確認しておくことがとても重要です。

増築リフォームの注意点②2階の増築リフォームには“構造計算”が必要

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構造計算とは?

“住宅などの建築物の構造部分にかかってくる自重(固定荷重)や積載荷重、さらに積雪や風圧、土圧、水圧、地震、衝撃などの外力に対して安全であるかどうかを確かめるために、応力(建物の構造内部に生じる抵抗力のこと)や断面などを計算することを構造計算という。(参考:JERCO ホムペ-ジ(http://www.jerco.or.jp/qa_term/detail/post-141.php)より)”

簡単に言ってしまうと、あなたの家が様々な衝撃に耐えられるつくりかどうかを計算によって判断するものです。最近の建物には地震や火災等で簡単に家が壊れてしまわないように一定の基準のもと対策が施されていることがほとんどですが築年数が古い家の場合はきちんと構造計算がされておらず、基準に満たない場合もあります。

このことを知らずに増築リフォームをするのはかなり危険です。1階部分が2階の重さに耐えられなくなり歪みがでたりヒビが入ったりしてしまう可能性もあるので、2階を増築する場合には必ず構造の専門家に相談してから工事をすることをおススメします。

増築リフォームの注意点③増築部が10㎡を超えると“確認申請”が必要

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“確認申請”は家を建てたり増築リフォームをする際に役所に行わない手続きのことです。固定資産税の評価をする場合等に用いられるもので内容としては既存の家に増築されるのがわかるような図面と、増築のする場所によっては構造計算や部屋の中にどのくらい陽が入るのかという採光の計算などの情報も含まれます。

■確認申請をしないとどうなる?

防火・準防火地域の増築や、10㎡を超える増築を行う場合は、必ず確認申請をして検査済証をもらわなければなりません。

では、申請をせずに増築をしてしまった場合はどうなるのでしょう?もし、確認申請を忘れて増築をしてしまった場合は、まず建築士などに依頼して建物(家)の現況調査報告書を作成してもらいましょう。その後、法適合状況調査によって「適合」と判断されれば、確認申請書を受け取ることができます。

ただし、故意に確認申請を怠っていた場合は、状況次第では取り壊しになるケースもあるので注意が必要です。

※防火地域というのは、火災に強い街づくりをめざして、各自治体が独自に定めているエリアです。ちなみに、東京都心部は密集地や繁華街が多いため、多くが防火地域となっています。

■確認申請をしなくてもいいケースもある?

建築所在地が無指定地域(防火地域や準防火地域などに指定されていない地域)で10㎡以下の増築をする場合に限り、確認申請の必要がありません。

■確認申請にかかる費用はどのくらい?

確認申請は役所の窓口以外に民間の審査機関でも行っており、どこに頼むか・家の大きさによって若干費用は異なります。たとえば東京都の人が役所に申請した場合は、申請・中間検査(建物によっては不要な場合もあり)・完了検査のすべてを含めて、

  • 30㎡を超え100㎡以内が31,400円
  • 100㎡を超え200㎡以内が44,000円
  • 200㎡を超え500㎡以内が61,000円

程度がかかってきます。

■確認申請は自分でも出来る?

建築士法によると、100㎡未満の木造建造物に関しては建築士の資格がなくても設計・監理が行えるため、一般の人でも建築確認を申請することができます。ただし、申請の内容は決して簡単でありません。確認申請はもともと大工さんがやっていたのですが、耐震偽装の発覚などによって規制が厳しくなり、建築士でも悩むような内容になったようです。

■確認申請をおこなう手順

建築確認はほとんどの人がリフォーム会社や設計事務所などに依頼しているので、確認申請のために自分自身がやることとすれば簡単な記入とサイン程度です。依頼された建築士は、建築申請書や建築計画概要書・工事届・委任状・図面などを作成し、役所や申請期間に提出します。

中間検査などがなければ、1~2週間程度で審査結果が戻り、増築をスタートします。工事完了後は審査機関などが完了検査を行い、書類通りに増築が行われたかどうかをチェックし、問題がなければ検査済証が発行されます。

増築リフォームの注意点④家のつくりによっては増築できない場合がある?

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例えば、今住んでいる家が「パネル工法」でつくられた場合、耐力壁という大事な壁があり内を広くするために壁を取りたいという希望があったとしても取れないことがあります。ツーバイフォーやツーバイシックスという工法も同じパネル工法ですが、こちらも増築ができる場合とそうでない場合があります。ブロック造りの住宅も同様、ブロックの壁の中に配筋がされているかどうかでリフォームの仕方が変わる場合があるので増築リフォームをする前に建築した業者さんに仕様の確認することをお勧めします。

結局のところ、増築リフォームっていくらぐらいかかるの?

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増築を行う際、内容によって費用の目安は変わってきます。ここでは、増築の種類に応じた費用を紹介します。これを参考にすれば、あなたが行いたい増築の値段の目安や参考になるはずです。

■2階を増築する費用の目安

2階の増築リフォームは、増築の中で費用が高額になります。というのも、屋根を壊したり、もともとある建物の上に2階部分を増設したりするからです。家族が増え部屋を増やしたいと思う方の中には、土地や家を広くすることが難しい方もいると思います。この場合には、平屋を2階建てにするという選択肢がお勧めです。

ただし、元々1階建ての住宅の場合、基礎や柱が2階立てに耐えられるほどの強度まで考えられていないことが多いです。そのため、基礎や柱の補強から行うなど、工事が大規模になりやすいのです。金額が1,000万円を超えることは珍しくないため、2階の増築をする際は、高額な費用がかかることを把握しておきましょう。

■部屋の広さを増築する費用の目安

既存の部屋を広くする増築のリフォームは、どのような仕様にするのかによって費用が変わってきます。たとえば、ただ単に広くするのでは費用はそこまで高くなりません。しかし、こだわりたいというのであれば、グレードが上がる分費用は高くなります。こだわる部分と予算のバランスを考えて、プランを決めることをおススメします。

■二世帯住宅にする増築の費用

子供たち夫婦と一緒に暮らすにあたって、二世帯住宅に増築するケースは多いです。ただし、新築で二世帯住宅を建設するには費用が高額になってしまいます。そこで、増設を行えば、新しく建てるよりも値段を抑えられる可能性があります。

ただ、築30~40年の平屋を2階建ての二世帯住宅を建設するのであれば、新しく立て直してしまったほうがいいかもしれません。増築リフォームは新築よりも費用は安く済ませられるかもしれませんが、それ同様の値段が後からかかる可能性があります。それは、新しい部分と古い部分に耐久性の違いがあるからです。せっかく増築したのにも関わらず、古い部分が10年程度しか耐久性がなければ、元も子もありません。将来のことを考えたときに、古すぎる家を増築して二世帯住宅にするよりも、耐震補強をきちんとした家を建て直すほうが安心したくらしができるかもしれませんね。

家族みんなが満足のいく増築リフォームにしましょう!

いかがでしたか?増築リフォームを行うときに知っておきたいポイントや注意点は分かりましたか?いろいろと難しい面もある増築リフォームですが、まずはポイントを踏まえ進めていきましょう!

また、知識と経験が豊富で信頼できるリフォーム会社に相談することも大切です。家族みんなが満足のいく増築リフォームを目指しましょう!

 

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