ミニコラム

古くさいだけじゃない!実は良いことづくめな日本家屋。

     
日本家屋の良さ

昔は右をみても左をみても、当たり前のようにあった「日本家屋」。いま、あなたの周りにはどれくらいあるでしょうか?だんだんとその様式が薄れつつも、最近では日本家屋に使われている素材の良さなどがじわじわと注目されてきているのです。古くさいだけのようで、実は理にかなっている日本家屋の特徴をご紹介します!

日本家屋の特徴といえば?3つのポイントから注目!

伝統的な日本家屋と聞いてあなたは何を想像しますか?瓦?縁側?和室?などなどでしょうか。どれも正解です!日本家屋の特徴をちょっと紹介したいと思います。

1.外構に注目

 昔ながらの日本家屋の外構を思い浮かべてみると、高い塀や立派な門などが多いですよね。それぞれ私有地と外部との境界を示したり、目隠しなどの役割を果たしたりしていました。また、屋根材も瓦屋根が主流でした。

日本家屋の良さ

2.雰囲気に注目

 日本家屋の和の象徴ともいえるのが”畳”。昔はどこの家庭にもあったように思います。また、縁側も日本ならではですよね。(縁側についてはこちらでも詳しくご紹介しています!)いずれも和の雰囲気をつくり出すのには必要不可欠なものといえます。

日本家屋

3.素材に注目

日本家屋といえば、床・天井・柱・梁など、至るところに木をふんだんに使っている印象です。木材それぞれの特性を理解し、適材適所で使用されているのです。土壁なんかも日本家屋ではよく使われていますが、「調湿作用」や「蓄熱作用」などの機能があり、日本の四季に柔軟に対応できます。デザイン性にも優れているのが嬉しいですね!

日本家屋の良さ

 

日本家屋が変わってきた・・・!?

さて、上記で日本家屋の特徴について書かせていただきましたが、現代の日本の住宅はどうでしょうか?簡単にあげると

  • 屋根:板金になった
  • 壁 :クロス貼りになった
  • 天井:クロス貼りになった
  • 床 :複合フローリングでプリントの木目
  • 間取:コンパクトで用途がはっきりしている間取りになった

皆さんもお気づきかもしれませんが、伝統的な日本家屋の面影はなくなってきました。これには様々な理由があるのです。

まず、大きな変化の特徴としては、間取りの変化です。和室の続き間が無くなり、和室自体が無いというお家もあります。これの理由としては、核家族化が進み、小家族で住む家族が増えたということもありますし、婚儀や葬儀を自宅で開催しなくなったという理由もあります。また、ベットで寝る生活が進み和室に布団という文化が薄まってきたということもあります。

また、クロス貼りや複合フローリングが主流になってきたのも、核家族化がすすみ多くの人が住宅を求めるようになる中で、安価な住宅や施工スピードが求められるようなってきたということも要因と考えられます。

日本家屋の良さ

そして安価な材料が多く普及し、「シックハウス」が問題になるようになりました。科学物質が多量に使われた建材を使うことで、このような問題がでてきたのです。また、クロスなど塩ビ製の材料で湿度の調整ができなくなったことにより、結露やカビなどの問題も発生するようになりました。

形を変えて、現代の住宅に取り入れる

シックハウスや結露、カビなどの問題が頻発する中で、見直されてきたのが昔ながらの自然素材を使った住宅です。壁の仕上げを塗り壁にしたり、フローリングを無垢の床にしたりと、自然素材のものを使うことで住宅環境を整える方向に住宅の流れがなってきました。

実際に多くの工務店やハウスメーカーが自然素材の住宅を推奨しています。これには、シックハウスには住みたくない!という人の考えはもちろん、自然素材の塗り壁やフローリングが製造技術の向上により、比較的安価に手に入るようになってきたということが考えられます。使うものは変わってはいますが、伝統的な土壁や無垢の床板など、形を変えて現代の住宅に戻ってきたのです。

伝統的な日本家屋と現代の住宅のメリット&デメリット

上記でそれぞれ特徴を書いてきましたが、日本家屋と現代の住宅のメリット&デメリットはなんでしょうか?

【日本家屋】

▽メリット

  • 通気性が良いため家が長持ちする
  • 自然素材でできているため、体に良く気持ちが良い

▽デメリット

  • 通気性が良すぎるため、夏暑く、冬寒い
  • 現代の家族様式に合わなくなり、無駄な部屋が多くなってきた
  • 部屋は広いが収納が少ない
  • 和室を通らないといけない部屋がある
  • キッチンが北側にあり暗い
  • 広縁や縁側など不要になって使い道がない
  • 耐震性の心配

という感じだと思われます。反対に現代の住宅のメリット、デメリットはなんでしょうか?

【現代住宅】

▽メリット

  • 高気密高断熱になり、四季を通して寒暖の差が少なくなった
  • 耐震性の向上
  • 居室がそれぞれ分けられ無駄な空間が無くなった

▽デメリット

  • 建材の使い方や施工の問題によっては結露やカビが発生したり、シックハウスになってしまうことがある

正直、シックハウスの問題を解決さえできれば、デメリットはあまりないと言っても良いと思います。現代の住宅は、日本家屋のデメリットの改善の上にあるので当たり前ですね!

住宅も進化していく

ファッションなどもそうですが、住宅もそれぞれの時代の良いところを取り入れ、悪いところを改善し、それを現代風にアレンジしながら進歩しているといえるのでしょう。日本家屋の雰囲気、私はとても好きですが寒いのは嫌いです。じゃあ寒さを改善して、日本家屋風に作れば問題ないじゃないか!と思います。

伝統ある日本家屋は、日本を象徴するものですので、これからも少し形は変わってもずっと残ってほしいと願っています。

日本家屋の良さ

 

 

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