リフォーム

『和室から洋室』にリフォームする理由

     
和室のリフォーム

和室だった部屋を洋室にリフォームする人が増えてきています。

「和室離れ」という言葉が使われるようになってしばらくたちますが、実際はどうなんでしょうか?新築では『とりあえず、一部屋は…』と和室を希望するお客様が多いのが現状のようです。

ではリフォームではどうかというと、『和室から洋室に変えたいな…』というお客様が多いのが現状なんです。そこには新築とリフォームでの和室への考え方の違い、生活のしかたの変化が大きく関係しています。なぜリフォームで和室から洋室という選択が増えているのか、その理由を皆さんに教えちゃいます。

新築では和室が重宝される?リフォームでは和室が減っていく…?

皆さんが『和室』と聞いて思い浮かべるイメージはどんなものがありますか?

天井は茶色の木目模様があって…壁は木材が見えて、木材と木材の間にはボロボロと落ちる薄緑とか薄茶色の塗り壁…床は畳で長年表替えをしておらず、畳の表面がささくれだって色も褪せてきている…全体的に部屋が暗い…

和室

確かに一昔前の和室によく見られる光景かもしれませんね。

では、なぜ新築で和室がなくならないのでしょうか?

新築を建てられる方々の要望を聞くと、『多用途として使える』 『寝転がれるスペースが欲しい…』 『小さな子供を遊ばせておくのに丁度いい』 『畳は落ち着くから…和むから』などが多く聞かれます。

では作りではどうなんでしょう?

今の新築でつくられる和室の壁の多くは「大壁」と呼ばれる壁の構造になっていることが多く、クロスやしっくい・珪藻土等で仕上げられ、天井もクロスで仕上げられていることが多いので、リビングや他の部屋との繋がりを阻害しにくく、床も琉球畳等の縁なしで真四角の畳にすることで、従来の和室よりも洗練された部屋としてにつくる事が多いようです。そこには要望を踏まえた現代和室だからこその理由があるのです。

最近の和室

では逆になぜリフォームでは和室が減っているのでしょうか?

リフォーム適齢期の家は、和室がほとんどかと思います。リフォームをする時の動機は各家庭によって様々ですが、家の中の和室全てを洋室にするわけではなく、寝転がれるスペースとしての和室や和む部屋としての和室は残しながら、その他の暗く使い勝手の悪い和室をリフォームすることによって、明るく利便性の高い部屋にし、より快適にその家を住まおうとしているのです。

和室から洋室にする理由の多くはライフスタイルの変化

和室の茶の間には、卓袱台(ちゃぶだい)や茶箪笥、和室の寝室には箪笥や布団という光景が一昔前には普通の光景でした。

ただ現在においては、インテリアを自分好みにしたい時、和室よりも洋室のほうがその選択肢が広げやすいことから和室を洋室にしたいという要望になりつつあります。

「ソファーや椅子に腰かける方が床に座るより楽」
「床の間はただの荷物置きで押入れは使いづらい、クローゼットにした方が何かと便利」

といった生活スタイルの変化によって、床に座る生活から椅子に座る生活へと変わり、着る服や整理の仕方から箪笥や押入れよりクローゼットへと変わっているのです。

洋室の収納

「直接床に布団を敷いて寝るよりも、ベットの方が高齢者にとっては腰や膝に負担がかからない」
「布団を押入れに上げ下げする重労働がない」
「出入り口の段差が気になる」

高齢者が増えたことによりバリアフリーや介護リフォームへの意識が高くなったことも、和室から洋室へのリフォームが多い理由の一つになるのかもしれません。

和室から洋室にリフォームするとメンテナンスが楽になる?

和室から洋室にリフォームすることによってメンテナンスが楽になった、費用がかからなくなったという話をよく耳にします。では実際のところはどうなんでしょうか?

代表的な例をあげると、

□畳・・・
手入れの仕方によって寿命が違ってきます。手入れ方法としては、『裏返し』『表替え』『新畳』の3種類。普通、3~5年で 裏返し  、7~8年で 表替え  10年~15年以上で 新畳が一つの目安なります。本来であれば湿気や害虫を嫌うので、半年に一度は日に干し、裏から竹などで叩いてほこりを取るのが望ましいです。

□襖、障子・・・
破れたり、汚れた際には襖貼り替えや障子張り替えが必要となりますが、劣化に伴い襖は10年・障子は7年程度が目安で貼り替えが必要となってきます。

□壁・・・
和室の壁は、しっくい壁、砂壁、繊維壁などが使われているため、水拭きには適していない。

畳のメンテナンス

メンテナンスだけでも大分手間がかかりますので、ここに費用も含めると和室を綺麗に維持することがどれだけ大変かが分かります。

和室から洋室にリフォームすることにより、床は畳からフローリングへ、壁は塗り壁からクロスへ、障子や襖はドアにすることにより、メンテナンスが楽で、費用がかからない部屋にすることができるのです。

今の生活スタイルに合った暮らしを!

いかがでしたでしょうか?ただ何となく和室から洋室へのリフォームしているわけではないんです。そこにはきちんとした理由があります。

皆さんの家にも使わなくなった和室が眠っていませんか?もしあるなら、和室から洋室にリフォームするという選択をして、家を有効に使ってみませんか?

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