家づくり

暮らし方は完全オリジナルであっていい!新築・建売を買う前に。

     
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あなたのお家、お隣と同じでいいんですか?

うちのまわりには新興住宅地がたくさんあって、わたしはそこを練り歩きながら、最近のハウスメーカーや工務店の住宅の流行りとか、空き地がどんどん減って、家がどんどん経っていくさまを妄想しながら眺めています。ほとんど同じ形の、ちょっと壁の色が違うだけの建売住宅もずらーっと並んでいたりします。

職業病かもしれませんが、家を見ると中の間取りがだいたい想像つくので、

「あー、ここに対面のキッチンがあって、ここにリビングがあって、隣に続きの和室があって、ここは洗面室とお風呂ね。」

というのを考えてしまいます。

ニュータウンによくある家

 で、庭といえば申し訳程度にシンボルツリーと門柱あたりに花壇があるくらいで、あとは駐車場用にコンクリートで固められています。おそらく、35坪前後のお宅で、ハウスメーカーで2000万~3000万くらいのお宅が多いと思うのです。土地も含めたら、さらにものすごい金額だと思うんです。それを35年もかけておじいちゃん、おばあちゃんになるまで払い続けていくわけです。

 

 

で、ここでふと思うわけです。

 

自分が多額の借金を抱え、オーナーとなり、いろいろな人を動かして作り上げる家。そんな人生最大のビッグプロジェクトを、わたしなんかに想像されるようなありきたりな暮らしでいいんかい!と。あなたたちの35年分の夢と楽しみはそのおうちに詰まっているのか、と。

 バーベキュー好きのお家、Sさんの場合

 

例えば、あそこの緑の屋根のおうちは、土日によく駐車場でバーベキューをやっています。ご近所も集まってすごく楽しそう。これはマイホームライフを謳歌しているすばらしい光景だと思います。

 

もし、これだけ頻繁にバーベキューを行うのであれば、彼ら家族の日常の中でバーベキューの重要度はかなり高いと思うのです。だったら、バーベキューから発想する住まいの提案があってもいいと思うのです。

  • リビングやダイニングから出入りのいい窓を設ける。
  • テラスやデッキなどすぐに外にでられる外部空間を用意する。
  • キッチンから直接外に食事が配膳できる窓や間取りを提案する。
  • 外水道をよくある脚洗い用のものではなく、ミニシンク付きのものにする。
  • 木陰をつくれそうな場所に背の高い木を植える。
  • バーベキュー用品をすぐに出し入れできる外収納を設ける。
  • 家からタープ(日よけの布)をかけられるように、壁にフックをつけておく。
  • わたしならピザ釜をつくる。(笑 ピザ好きなんです)

 

バーベキュー一つとっても、そこから始まる暮らし、住宅の提案はどんどん出てきます。もともとあるものと同じくらいの費用でできるものもたくさんあります。

 

太陽光発電の説明の前に、
耐震システムの説明の前に、
本当に、一つ一つの家族にあった、その家族が新しい住まいで楽しんでいるシーンを想定した細かい提案ができる住宅業界の担当者、少なくなっていませんか。

自分はどんな暮らしをしたいのか?

 

業者だけではありません。家を建てる側の皆さんにも、少し考えてほしいんです。

 

  • お隣と同じ間取りの、与えられた暮らし方でいいんでしょうか。
  • カタログから指をさして選ぶだけの暮らし方でいいんでしょうか。
  • フローリングの色にはすごくこだわるのに、その床の肌触りまで考えていますか。
  • 自分たち家族の楽しみってなんでしょうか。
  • どんな休日の過ごし方が好きですか。
  • 夜家に帰ってから寝るまで、どんな時間を過ごしていますか。
  • リラックスできるなぁ、と癒されるのはどんな時ですか。

 

どんな家を建てるかではなく、どんな暮らしがしたいか、が重要なのです。ハウスメーカーから言われる、機能やスペックばかりで判断してはいけません。「最新の!」に惑わされてはいけません。「最新の」は来年には「最新」ではなくなっています。

 

来年も10年後もずっとかわらないもの。

光、風、気持ちいいと思う瞬間。おいしい食事をとる時間。家族、仲間と過ごす時間。

一人でゆったりリラックスする時間。

そういったものにこそ、本当は価値があります。

 

これから、ずっとずっとローンを払い続けていくのです。本当に価値があるものにお金をかけましょう。それに、あなたはこのビッグプロジェクトのリーダーです。「お客様」ではありません。自分の暮らしを作り上げる一世一代のプロジェクトに、もっと真正面からぶつかってほしいと思います。

 

家族の楽しみから発想する住まい。テレビがなくても、なんだか会話が弾む暮らし。

忙しい日本人のみなさん、寝に帰る家ではない、本当の住まいについて、もう一度考えてみませんか?

デザインリフォーム

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