リノベーション

《赤ペンリノべ》夫婦から3人家族の現在仕様へ=②土間!?案

     
マンションリノベーション

マンション広告に、紙上リノベ! 建築家がふとした時間に走らせた手書きが、さすが!と感心するほどすごい。そうか、リノベって、ここまでやっていいのか、ここまで出来るのか。さまざまな家族の暮らしを妄想して、勝手にプラン。これが、赤ペンリノベです。

「うちの家族ならな・・・」と赤ペンを走らせる

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文教地区で、高級住宅街、駒場東大駅近くの高級賃貸マンションのチラシ。

2LDKの間取りに、100平米の広さ。エリア的に考えても、共働きで収入も豊かな夫婦や小さな子どもを一人もつ夫婦が、将来までを見越して借りるのでは、と妄想が膨らむ。

 

確かに、エリア、広さ、間取り、上記のような世帯には借りたい家だ。しかし、これが想定した夫婦にほんとに正しい間取りなのだろうか!?

自分の家族になぞらえて、もっとよいプランになるのでは?そんなリノベ出来るとしたら・・・、と赤ペンと鉛筆を走らせ始めるのは、ハイランドデザイン一級建築士事務所の、高橋正嘉さんだ。

気になったのは、家事動線。この間取りで、妻の家事はスムースに便利に行えるのだろうか。

走る赤ペンは、「間取りを変える」、とはまた違う表現が必要なほど、空間を異なるものに変えていく。

マンション室内の”土間”が、妻も喜ぶ家事動線に!?

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お買い物帰りに外から入ってすぐに収納が行えるように玄関近くにパントリーを設置。

このマンションでは、せっかく広いバルコニーがもともとある。洗濯物は干したくなるはずなので、一直線の家事動線を作った。

家の中に自転車のような外の物を置けるように部屋の中心、玄関から一直線に土間を設けることで部屋の中にいながら内と外を感じるようなプランに。

確かに、一戸建てのように外の空間がないマンションだと、屋外に置くべきものを置く場所がなかったり、外とつながっていた方がよい動線も、ぶつ切れになってしまう。

マンションの一室に屋外をつくる。これは確かにリノベでしかできないアイデアだ。

また、部屋の仕切りは引き戸にすることにより、全てを開放するとベットルームとLDKで大きいワンルームのように使うことも出来る。

当然、若い夫婦が想定の間取り。ベッドルームに間仕切りを設けることによって、子供部屋にしたり、変化に対応する活用も可能だ。

マンションと一戸建ての間にある、家事や家にあるものの収納動線。これらを融合したハイブリッドなリノベ案が出来上がった!

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家造りのプロと、ほんとうに必要でピッタリな間取りを考える

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なるほど!と感心しきりになって、さて私も赤ペンリノベを!

と思っても、なかなか出来るものではない。なぜなら、なかなか自分がやりたいこと、ほしいものは、自分だけではわからない。

そして、実際に実現可能なかたちにするには、壊せない壁や技術的に可能なこと不可能なこと、を素人が想定できるものではない。そこには法律の知識も、建築技術の知識も必要なのだ。

住まう人と会話して、その人に必要なものをあぶり出し、そして今回の間取りのように先々まで見通せること。また、それを実現可能な法律・技術の観点で、実際の図面・間取りに落とせるのが、建築家さんなのだ。

歴史的な名言ではないが、「話せば、分かる」。

なにが分かるかと言うと、じぶんでは分かってるつもりで分かっていなかった、自分のための間取りが分かるのだ。

自分らしく暮らす、家の話をしよう

実際にまだ家を具体的に考えてなくても、いつぞやのために、自分のほしい間取り、したい暮らしを考えておくのは悪くない。いや、知ることで、もっと毎日が楽しくなるかも。

WebマガジンKLASICでは、建築家の方の設計された暮らしに合った素敵な注文住宅や、リフォーム、リノベーションの事例を発信しています。

転載元:「Klasic」 http://www.klasic.jp/

 

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