お金・税金

消費税増税や物価上昇でリフォームや新築の価格は上がる?下がる?

     
リフォームの価格

みなさんも物を買ったりするとき、必ずタイミングを考えるますよね。たとえば、この洋服数日後には値下げになってるかも?新しい電化製品は、あと半年待てば買いごろになるはず。といった具合に必ず買い時を探るのではないでしょうか。それも高額な買い物となるリフォームとなればなおさらの事だと思います。みなさんはいつが最高のリフォームタイミングだと思いますか? 今のままでも十分住める、でもベストな状態とはいいがたいと言いながら数年我慢した後リフォームする場合って本当に多いんですよね。

しかしリフォームした後、みなさんく口をそろえて「もっと早くすればよかった」と言います。不便を押し殺して我慢して生活した日をなんでもっと早くしなかったのかと後悔するのです。つまり、正しいタイミングの正解は「思い立った時が最高のリフォームタイミング」と言う事がいえます。

でも気になりますよね、工事費ってこれからどうなるの?これから安くなるの?今やったら損するんじゃないの?でももしかして値段って高騰したりする?本当に今やるのがいいのかな?・・・・・・そう思う方も多いのではないでしょうか。

今までのリフォーム価格?

先ほど、リフォーム時期は、思い立った時がベストと言いましたが、リフォーム費用の変動ってこれまでどうだったんでしょうか?物価の上昇と建築費の上昇はしっかり比例しています。1955年ごろから1995年頃までは急激に建築単価が上がっていきました。

建材の価格

しかし、バブル崩壊と共に急激な上昇は止まり、空前の建築ラッシュから20年がたちました。実はその間、大きな価格的変動はないのです。正確に言えばデフレとともに建築価格は少し下がっているのです。

今も昔も

  • ローコスト住宅と言えば坪29万円
  • 一般的な工務店や地元ビルダーは坪50万円
  • 大手ハウスメーカーは坪65万円
  • ハイグレードな展示場仕様は坪80万円

となっています。これって実は20年間ほとんど変わっていないのです。リフォームでも資材は新築と同じようなものを使いますから、そう大きくは変わっていないと言えます。ではこれからはどうなっていくんでしょう?

住宅の価格は変わっていないけど・・・

20年前とほとんど変わっていない建築価格、実際に販売されている価格(お客さんが購入するときの価格)は変わっていないのですが、今昔の坪単価50万の家の中身で比較してみると、性能面では大幅に向上しています。

ちょうど20年前の家はペアガラスと単板ガラスが混在していた時代でした。ペアガラスが高級サッシとして普及し始まったころです。みんなが集まるリビングはペアガラス、仕様頻度が低い部屋は単板ガラスなどと分けて取り付けた家もあったようです。当時のペアガラスはまだまだ高価でしたから仕方なかったのかもしれません。

しかし今の住宅はどうでしょうか?サッシは高断熱化が進み、ペアガラスは最低限当たり前。坪単価50万代の住宅では断熱性の高い樹脂サッシやLow-eガラスが標準の会社もあります。他にもしっかりした断熱材・気密性など、断熱の面だけみても同じ坪単価でグーンと性能がアップしています。

また外側の話だけではありません。設備機器類も進化しています。

20年前のキッチンと言いえば開き扉が中心でしたが、今は引き出し式が当然の仕様となっています。給湯関係も電気化が進み、エコキュートや太陽光発電が一般的な仕様となっています。

住宅の価格は大きく変わっていませんが、住宅の価格分の価値は飛躍的に向上しているのです。これは新築をする側、リフォームをする側にとってはとても良い話しになります。着工を見合わせた分、性能が良くなっていったのですから・・・・・・しかし、残念ながらこの状況は終わろうとしています。いや正確に言えば終わっています。

価格高騰前に正しい知識を学んで満足のいくリフォームを実現させる事が正しい選択と言えます。

リフォームの価格

 

リフォーム価格の高騰

価格が安定して、性能が向上した背景というのは、デフレスパイラルの中で住宅設備会社や建材メーカー各社が凌ぎを削り、激しい競争の中で価格を下げることで生き残りをかけて戦った結果です。

デフレ脱却が見えたこれから先はそうはいきません。価格の高騰は今後避けられない状況になっています。

建築で大量に使用される合板の高騰、断熱材の高騰、また熟練した職人たちが次々に引退しますが、職人を志す若者が少なく、職人不足が起こり、人件費の更なる高騰は避けられません。

後で建てた方が同価格で性能の高いリフォームができた時代は終わったのです。これからは確実にリフォーム価格は上がっていくでしょう。

そしてもちろんリフォーム価格だけでなく、消費税が10%にUPするのももう目前まで来ています。

リフォームの価格の二極化 増える激安リフォーム店

リフォーム価格の高騰が進むと、必ず価格と仕様の二極化が進みます。

デザインや高品質設備を兼備えた高価格帯のラインナップの充実が進みます。もう一つはクロスの張替や設備の入替のリフレッシュ工事を徹底的に安くするというビジネスモデルが広がります。価格の二極化は進みさらに加速します。

ここで間違っていけないのは、低価格なリフレッシュ工事がどんどん安くなると言う意味ではありません。価格差はそれぞれの開きを保ったまま高騰していきます。

さて、あなたが選ぶのはどちらのリフォームですか?

当然低価格で信頼のできるリフォーム店が近くにあればまったく言う事ありません。

しかし残念ながら低価格を全面にだしている業者には注意が必要です。なぜならにわかに商売を始めたリフォーム業者は安さで勝負する以外に道がなく、職人も低賃金で雇っていますから満足のいく工事ができず、クレームの嵐で数年と持たずに消えていく場合が非常に多いのです。会社の歴史も長く、施工実績も豊富な会社と、にわかに始まった激安リフォーム店、あなたはどちらを選びますか?

リフォーム

 

安いだけの会社って信用できる?

リフォームの価格は確実に高騰していきます。今後これは絶対避けられません。

ですからいつリフォームするにしてもその時の相場の中で工事をすることになります。最適価格のリフォームはやはり中身によります。単に安さを追い求めても、工事を依頼した会社が数年後消えているなんて言う話しは良くあります。そうなってしまうと発行された保証書もただの紙切れです。住宅に関することですから3年持てばいいなんて言う訳にはいきません。

価格も大切ですが、依頼する会社が健全経営できているのか、依頼する工事内容が施工店で実現可能なのか?センスと良識はあるのか?

たとえば、デザインリフォームを希望しているのに修理中心のリフォーム会社では到底実現できません。価格ばかりに目が行ってしまい。失敗リフォームにならないよう気を付けてください。

リフォームの成功は価格ではなく、どこへ依頼するかで決まります。

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デザインリフォーム

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