リノベーション

【実録連載②】築43年の家を新築並みに耐震補強する方法と基準!

     
耐震リフォーム

前回、思ったよりキレイな建物だった築43年の家ですが、
見えない部分を開けてみると、断熱材ゼロの極寒住宅であることがわかり、(なんと外よりも家の中が寒い!)、
柱や梁がシロアリに無残にも食い荒らされてしまっていることがわかりました。
前回のレポートはこちらから

今日は、あの現場にどのような技術が施されているのか、
果たして、本当にリフォームであの悲しい状態を打破することができるのか、詳しく見ていきたいと思います。
でも、できれば、シロアリさんの食い散らかしはもう見たくない!

リフォームにおける効果的な耐震の、ホントのトコロ。

さてさて、久しぶりの現場ですが、どのように変化しているでしょうか?
耐震リフォーム
おおー、あの気持ち悪いシロアリさんの形跡は見事にキレイな木材に交換されていますね。はーよかった。
この前はなかったたくさんの金物が見えていますね。

―佐藤さん、佐藤さん、やっぱり耐震には金物がイチバンなんですか?
「金物ももちろん大切です。柱が基礎から抜けないようにしたり、柱と梁が離れないようにするために耐震金物はとっても大事です。
ですが、リフォームするような築年数の古い住宅で、最も気にしなくてはいけないのは“壁量のバランス”です。
この前見ていただいたようにある程度築年数の経った家では南面がほぼ全面窓というお宅も少なくありません。
耐震リフォーム

でもこの家が地震で大きく横に揺れたら、南面はつっかえがないのでぺしゃんとひし形にひしゃげてしまいます。
ですから、きちんと壁量計算して、南面にもバランスよく壁や斜めの筋交い(スジカイ)を配置して、ひしゃげないようにしてあげることがポイントです。」

―なるほど!壁量バランス・筋交い・金物が大事なんですね

「そしてさらにバランスよく設置した壁を剛くしてあげることが大事なんです。構造用合板という1.2㎝の厚さのある丈夫な木の板を壁の外側部分に貼りめぐらせます。
これによって1Fから2Fまでどーんと強い壁を立ち上げることによって、柱と梁の線だけでなく、がっちりと面でお家を守っていきますよ!」
耐震リフォーム耐震リフォーム

おおおー、本当に頑丈そうです。お家を“面”で支えるんですね

耐震診断で客観的にチェックする!

「それから私たちは耐震技術認定者という専門家による“耐震診断”を行い、耐震診断結果報告書というものをご提出します。」
―さ、佐藤さん・・・難しすぎて何を言っているかわかりません・・・

「つまり、1件1件リフォーム後の耐震診断をしっかり計算して、一般的に合格点と言われている“上部構造評価1.0”という基準値をクリアしていますよ、という報告書を目に見える形でお渡ししています」
耐震リフォーム

―そうなんですか!じゃあこの築43年の家でも、その“上部構造評価1.0”以上になるように耐震補強が施されているんですね?
「もちろんです!」
―なるほど、きちんと数字で安心を測っているわけですね!

さらにおトクなメリットも!

「そして安心だけではありません。耐震診断にはうれしいメリットもあるんです。
耐震診断の診断評価が1.0を上回っていると地震保険料が10%割引になる保険会社もあるんです」
―それはウレシイ!安心も手に入って、お財布にもウレシイなんて、私の大好きな一石二鳥ですっ!!

まとめ

今日は築43年の家からリフォームの耐震についてお届けしました。
今日のまとめとして、
「リフォームに大切な耐震補強は壁量バランス・筋交い・金物・面構造」の4つでした。
次回はさむーいさむーいお家が見違える!最新のリフォーム断熱について、現場からお届けしたいと思います!
お楽しみに!

→続きのレポート  【実録連載③】築43年の家のまるごと断熱リフォームでここまで快適
→前回のレポート 【実録連載①】築43年の家を解体したらシロアリでボロボロだった!

 

【合わせて読みたい】→地震から大切な家具を守ろう!お手軽耐震グッズまとめ

【合わせて読みたい】→空き家問題は深刻!でも実は不動産を購入するチャンス!?

デザインリフォーム

コメント

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

+