インテリアデザイン

あなたの家のインテリアにはテーマカラーがありますか?

     
あなたの家のインテリアにはテーマカラーがありますか?

「あなたの家のテーマカラーは?」と聞かれたらみなさんなんと答えますか?お部屋に飾っているポスターの色でしょうか。それとも、クッションの色でしょうか。

実は、部屋の雰囲気を決めているのは、その一色の刺し色だけではありません。家を形作っている、大きな3つの要素を何色にするかで、部屋の雰囲気やセンスはかなり変わります!

家の印象を形作る、3つの要素とは?

その3つの要素とは

「木・金属・布」 の3つです。

あなたの部屋の床は何色ですか?今住んでいるアパートのフローリングの色かもしれませんし、計画中の新築の床の色で悩んでいるかもしれませんね。そう。家の中で、木の部分と言えば、面積が広いのは洋室の床です。他にも、空間を引き締めてくれる窓枠、ドアの色。和室の場合は鴨居(かもい)や長押(なげし)の部分が木の色に当たります。

次に、金属の代表格は、窓。アルミサッシの枠の色です。他には照明。ドアの取っ手、机の脚、階段の手すり、蛇口などがあります。

最後が布。カーテン、ソファ、クッション、椅子の張り地、テーブルクロスや照明のシェード(傘)、それにラグ。あとは最近多いのが、壁一面だけをアクセントとしてカラークロスを貼ることがあるのですが、その場合もこのグループに入れましょう。一般的に、この布グループが、いわゆる刺し色→アクセントカラーとしてつかわれることが多いですね。

この3つの要素、木・金属・布のカラーをどう組み合わせるかによって、空間はとっても大きく左右されます。そして3つのカラーの組み合わせには、やっぱり法則とも言うべきかっこいい組み合わせがあるのですが、

お客様のお宅にお邪魔すると、なかなか一般の人には知られていない法則のようです。せっかくの自分の家ですから、マイホームの色使いに個性を出すことはとても素敵なことです。ぜひ、この3つのカラーの法則を身に着けて、そこをアレンジするなり崩してみるなりして、ひとりひとりのスパイスを効かせてみてください!

オーク×ブラック

最初の木の色は、無印良品なんかでよく見るようなナチュラルな色。オーク材やタモ材。パイン材など。ナチュラルでなんでも似合うけれど、どこにでもある家になってしまう危険もある色。

だからこそ。ここは金属でピリッと引き締めましょう。金属は黒のアイアンを投入。たとえば、本棚は木の棚板に、黒アイアンのフレームのものを選んで見る。新築だったら、階段の手すりはシャープな黒のアイアンにしてみる。キッチンにはストウブの黒い鍋をおいてみる。カーテンレールを黒アイアンのポールタイプのものに変えてみる。照明に黒のスポットライトを選んでみる。黒の金物なら、無垢の木が経年変化で飴色の濃くなってきてもすごく素敵にマッチします。

他に黒い物といえば、黒い枠のフォトフレーム。ドアノブ。タオルかけ。黒のメッシュのカゴ。

全部取り入れる必要はないんです。そのうちのいくつか。そして、ポイントはライン状のものは黒を選ぶこと。空間の中を横切る黒いラインがあるとすごく引き締まるんですよね。ですから、この法則はサッシ枠が黒の方にも、特におすすめです。

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最初は、この木と金物の二つの組合わせでもかなり素敵になると思います。そして慣れてきたら、自分のオリジナルを出して行きましょう。

ここにさすアクセントカラー。あなたなら何色を選びますか?濃いめのオレンジと、太めのラインの黒い金物を選べばぐっと男性っぽくなりますね。ミッドセンチュリーの家具やポスターが似合います。旦那さんの趣味がこっちよりなら、二人でインテリアを楽しめるかもしれないですね。茶色と生成りのギンガムチェックを選べば、シックなカントリー調に。ごちゃごちゃしたカントリーはあまり好きじゃないけれど、ラインを意識したり、飾るものを少なめにして空間の余白を残すようにすれば、大人カントリーのできあがり。

もしパイン材を選ぶのであれば、節ありと節なしで雰囲気が全然変わります。節ありの方が、ちょっとラフで温かみがある感じ。ログハウス風なのに憧れがあるなら、迷わず節ありを選んでくださいね。

そして、ちょっと意表を突くようだけどオススメは、オークには、ラベンダー色(薄紫)が意外と素敵です。薄く透ける素材でカーテンにしてもいいし、ベルベットのクッションもいい。花瓶もいいですね。ナチュラルと黒アイアンの飾らない雰囲気にラベンダーの繊細でエレガントな感じが加わって大人なバランスでgoodです。

チーク×ブロンズ

次の木の色は、チークやチェリーなどの赤みブラウン。高級感があって、私も大好きな木の色です。「床材にチークを使ってます」なんて聞いたら、インテリアこだわってるんだろうなとかお金持ちなんだろうな、と思います。笑  やっぱり他の木よりお高めですからね。でも、チークやチェリーにはそれだけの魅力があるんですよね。だからこそ、おうちの床や窓枠。もしくは目立つ家具がこの木の色なら、この木の色を主役にしましょう!

金物は、目立ちすぎず、高級感を損なわずってところでくすんだつや消しのブロンズ色なんてどうでしょうか?ランプの脚や家具の取手に。天井の照明の金属部分もブロンズ色を選んでみる。メインではないから、あくまでさりげなく、ですよ。

ですが、ここで注意しなくてはいけないのがこの赤味ブラウンとブロンズの組合わせ、王道といえば超王道なので、あわせるアクセントカラーによってはやりすぎ感満載なんです。例えば、イメージしてみて下さい。チェリーの木にブロンズの金物、このおうちにペルシャ絨毯を敷いてみましょう。出窓の窓辺にはたっぷりとした白いレースのカーテン。机の上にはバラの花。ザッツ マダムのサロンが完成します!うーん、こういうおうちにしたいわけじゃないんだなぁ・・・と思われたあなた。私も同じ気持ちです。

そこで、赤みブラウン+ブロンズの高級感を損なわず、若さ、洗練さ、センスを取り入れるのにオススメなのが青緑の刺し色!こっくりとしたセルリアンブルーやピーコックグリーン。青緑の張り地のエッグチェアなんてステキ!ダイニングのテーブルランナーにこの色を入れるのもいいかもしれない。青緑の布張りのアルバムが本棚に数冊並んでいるのも、いとをかし。

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青緑をとりいれるなら、やっぱり布っぽいものが素敵ですね。目の詰まった、しっかりしたもの。この3つの組合わせなら、きっとまわりのおうちともかぶらないセンスのいいおうちになること間違いなし。

まとめ:王道はステキだけど、やりすぎ感は禁物です。

メープル×シルバー

最後の木の色は、クリア色です。メープルやシカモアなどの薄い白木のような色合い。柔らかで、繊細で、女性に人気の高い色合いです。白い壁にももちろん似合いますし、薄い色なので床に使うと、狭い部屋でも圧迫感が出ずに広く感じる効果もあります。

でもだからこそ、合わせる色合いで、平凡になったり、安っぽくなってしまったり・・・組み合わせ次第では洗練されたモダンな空間になるのですが、その駆け引きが難しい木色でもあります。

新築ハウスメーカーでは、メープル系の床にはシャイングレーやマットシルバー、と呼ばれる、光沢のないシルバー色のサッシ枠などが多く使われています。メープル系の木目ともマッチしやすいお色です。

だけど、金属色が全部それではつまらない!

ここは、鏡面仕上げのクロームシルバーを投入してみましょう。クロームシルバーとはシルバーの中でも特に鏡のように反射するようなお色です。まわりの物が映り込むくらい、キラキラ、ツヤツヤと爽やかな光を放ってくれます。鏡面仕上げのシルバーの小物なんて、あまりない?そんなことないですよ。

フォークやスプーン
フォトフレーム
ドアの取手
フロアスタンド
時計の縁
置物
傘立て
タオルかけ
フック

たわいもないものでいいんです。彼らは小粒でも、キラッと輝きます。クリアメープルと鏡面シルバーの組み合わせは清潔で爽やかな印象です。ここに刺すアクセントカラーは、さらにその爽やかさを加速させる色、シャンブレーブルー!シャンブレーは生地の名前なので、色を伝えるのは難しいのですが純粋な青に白とほんの少しの紫を加えたような色。透明感があって、黄味のない、色。今、色の大辞典で確認したら、そんな名前ありませんでした。笑  CMYKでいうと、シアンとマゼンダが50%ずつで、YとKが0%のお色です。わかりづらい説明ですみません。なので、シャンブレーのシャツのような爽やかなブルーという曖昧な説明にしておきます!それらを組み合わせると、

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まぁ!さわやか!この3つのカラーの組み合わせだと、クリアメープルの木の色が、爽やかで、かつクールな大人っぽさを併せ持った色に大変身します!

まとめ:大事なことは、白木の様な柔らかいイメージのお色はただ柔らかいイメージのものとは合わせないこと。鏡面シルバーの様な、キラッとしたものや硬い印象を持つ色味を組み合わせて、あなただけのバランスを楽しんでみてください!

あなたはどれを選ぶ?

自分のおうち、どんな雰囲気にしたくなってきました?

まず先に、この3つの要素のバランスをとることでおうちの方向性がグッと決まります!

一番大切なことは、「どんな雰囲気にしたいか、あなたの好みをはっきりさせること。」それが大事で、一番難しい。

デザインリフォーム

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