家づくり

「同居なんて無理」そんなあなたに読んでほしい、今どきの二世帯住宅

     
二世帯住宅

「二世帯住宅」と聞いてあなたは何を想像しますか?

家の隅々まで指で撫で回してほこりをチェックするお姑さん。そんな姑に頭を悩ますお嫁さん。その間に挟まれるもどっちの味方も出来ず、どっちにもいい顔してどっちつかずの夫。そんなことには無関心、趣味の盆栽を次々と買い集め、庭を埋め尽くしていく夫の父・・・

こんな家庭を想像したあなたは少し考えが古い、もしくは誤解しているかもしれません!そんな誤解から“同居”という選択肢を外してしまっては大きな損!!実際に実家で両親と同居している私が今どきの二世帯住宅、同居の事情をご紹介しましょう。

二世帯住宅って?

まずは二世帯住宅の基本を抑えましょう。二世帯住宅にはの3つのカタチがあります。

二世帯のカタチ

離れ型

建物を完全に分け、二世帯が独立して暮らす住宅で、お隣さん感覚で付き合うことができるため、互いの干渉が少なくプライバシーも守りつつ、いざという時にはすぐに助け合えるスタイルです。

分離型

同一建物内で生活空間を分け、二世帯が独立して暮らす住宅。それぞれの空間でプライバシーを確保しつつも敷地等の制限を受けにくいため採用しやすく、最近増えているスタイルです。

共有型

同じ建物の中で二世帯が独立しながらも、玄関や浴室などを部分的に共有する住宅。それぞれの家族のスタイルによって共有する範囲は異なりますが、共有部分が多いほど、建物にかかるコストを抑えられるスタイルです。

きちんと自分達に合ったスタイルを選べば、思い描いていた“同居”とイメージが変わってきませんか?ちなみに私は「共有型」のスタイルで同居しています。両親、私たち夫婦、子ども2人の6人で仲良く楽しく暮らしてますよ!

二世帯住宅

では同居にはどんなメリットあるのでしょうか。

実はたくさんあります、二世帯で暮らすメリット

どんなメリットがあるのか、親世帯、子世帯それぞれの視点で見ていきましょう。

≪親世帯≫

■父

かわいい孫と毎日過ごせる。テレビ番組の録画や携帯電話など、便利だけど操作に不安が出る機器類の使い方の習得の応援を頼める。代々受け継いだ土地や建物を有効活用できる。

■母

子世帯が近くにいる安心感。夫婦での旅行も、子世帯が家の留守を守ってくれるので安心して行ける。生活に張り合いが有り、老後の生活にも不安が少ない。

≪子世帯≫

■子供

両親だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らすことで遊び相手がたくさん。幼稚園や学校から帰っても、家族が家にいるので寂しい思いもしにくい。

■夫

両親がそばにいる安心感と、一緒に暮らすことで何となく“親孝行している感”を感じられること。そして何より、土地や建物を共有することで、土地から購入するのに比べて住宅ローンの負担を抑えられる。

■妻

子供の送り迎えや、宅配物の受け取り、急な雨での洗濯物の取り込みなど、仕事をしているとどうしても手が回りにくい部分も協力してもらうことができる。子供を家で一人にさせるという機会が少なく安心。生活費や光熱費を節約しやすい。

二世帯住宅

それぞれが年齢や性別が異なることで、それぞれの家族に長所、短所が出てきます。そういった長所短所を補いながら生活していけるのが同居のメリットにつながっていくのですね。それではこのメリットを最大限に生かすためにはどのように二世帯住宅を計画していけばよいのでしょうか。

失敗しないための二世帯住宅計画!

二世帯住宅づくりで失敗しないためには、失敗しそうなポイントをしっかり抑えておくことが重要です。二世帯住宅で失敗してしまうのは、親世帯、子世帯共にそれぞれの違いをしっかり把握しないまま計画してしまうことです。年代や今までの生活環境が違えば、

  1. 食べ物の好みの違い
  2. 生活リズムの違い
  3. 生活習慣の違い

は必ず出てくるもの。それらを何となく見過ごして計画を進めるのではなく、それらをきちんと整理し、どこまでが違っていてどう対処するかが重要です。

互いの生活スタイルがあまり分かっていないなんて方は、1年くらい別居しながらもお互いの生活を知る期間を設けて整理していくと良いでしょう。その上で、共有できる部分を増やしていければ、トータルのコストも抑えられてて資金的にハッピーと感じられるかもしれません。

また、資金を負担する方が主導になりがちな家づくりですが、資金の負担の有無は置いておいて、家族全員の意見をしっかり取り入れた計画を行いましょう。言いづらいことを言わないまま数回の打合せをやり過ごしても、言いたいことを言えなかった家にこの先何十年と生活するのはあなたです。二世帯住宅に限らず家族全員の意見をしっかり聞いて反映されない家は「いい家」とは呼べません。そのためにも施主だけでなく、家族全員の話を親身にしっかり聞いてくれる住宅・リフォーム会社を選びたいもの。親世帯だけの打合せ、子世帯だけの打合せなんていうのをこっそり計画してくれる業者なんて良いかもしれませんね!

二世帯住宅ってどんな間取りがいいの?

二世帯住宅において絶対に取り入れるべき間取りのポイントはたったの4つです。

  1. 互いに立ち入るスペースの線引きをしっかり行う
  2. 静かにしたい部分(寝室等)と、音の出やすい部分(洗濯機、リビング)をなるべく離す
  3. 親世帯は1階部分で完結させる
  4. 家族全員が集える共有のスペースを設ける

特に4は互いのプライバシーを意識しすぎると忘れがちな部分。月に1回、いや2回?家族全員で集まってわいわい食卓を囲んでこそ二世帯住宅の醍醐味!絶対に取り入れましょう。

この4つさえ気にすればあとは自由。光をたくさん取り入れたい!部屋から庭を眺めたい!対面キッチンにしたい!それぞれのこだわりをどんどん取り入れましょう。

さあ始まる二世帯住宅の生活・・・その前に

快適に二世帯が同居していくためにはルール作りが大切です。

世帯間の家事の役割分担、交流の仕方、連絡方法、子育ての仕方などもあらかじめ話し合って、世帯間でのルール作りを事前に行いましょう。事前にしっかり決めておくことで、一方的に家事や光熱費の負担が増えたり、荷物がどんどん浸食してきたリなんていうトラブルも避けられます。また、一度決めて終わりではなく家族の状況の変化に応じて話し合い、その都度ルールをつくりかえる柔軟性も大切です。

二世帯住宅のルール

 

二世帯住宅に暮らす素敵な生活

どうでしょう?きちんと計画すれば同居も良いものだと思いませんか?

クックパッドではなく、お義母さんに教えてもらう家庭料理。子供達を両親にお願いして、夫婦二人だけで楽しむカフェデート。孫と一緒に囲む夕食。二世帯住宅だから生まれるこんな生活。魅力的じゃありませんか?

二世帯住宅の魅力

 

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