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家の安心を守る!ベランダ防水工事の種類と特徴

     
ベランダの防水

ベランダの防水工事といってもいまいちピンと来ない方も多いのではないでしょうか。特に意識をしていないという方もいらっしゃるかと思います。しかし、実はこのベランダ防水、かなり重要なものなのです!とりわけ木造住宅では劣化したベランダの防水部分から躯体に水が廻り、柱や梁といった重要な構造体を劣化させる恐れがあります。しまいにはベランダから廻ってきた水が、壁や天井といった目に見えるところにシミを作ることも…

「これは大変!でも防水ってやっぱりよくわからない!」とお悩みのそこのあなた。ご安心ください。今回はベランダ防水の種類とそれぞれのメリット・デメリット、工事にかかる費用までご紹介いたします!!

安価でスピーディー!シート防水

ベランダの防水

まず一つ目はシート防水です。構造用合板やモルタルの下地の上にゴム系のシートを貼り込んでいく施工方法です。主にシートの裏面や下地に接着剤を塗って貼りつける密着工法が取られます。下地の上にシートを貼っていくので規模にもよりますが、工期も一日程度というスピード施工が可能です。ゴム系のシートを使用するので下地の変形やゆがみなどに対しても強いのもメリットの一つです。価格も1㎡あたり6000円前後と他の施工方法と比較して安価です。

しかし、シート防水の防水層は2㎜ほどのゴム系シート一枚なので鳥害を受けやすいです。また、ゴム系シートは角や隅の施工性が良くないため、ベランダの状況によっては防水層をしっかりと形成できない場合もあります。さらに、シートとシートの間にジョイントが出来るので、そこが水たまりの原因になる場合があることもデメリットの一つとして挙げられます。

丈夫で万能!FRP防水

ベランダの防水

次にご紹介するのが現在多くの住宅で使われているFRP防水です。FRPとは繊維強化プラスチックのことで、強度や耐水性、成形性に優れているため船舶や水槽、バスタブなどにも用いられます。施工は、樹脂とガラス繊維を合わせたものを何層にも塗って防水層を作っていきます。樹脂を塗って防水塗膜を作るため、シート防水のようなジョイントは出来ません。そのため水たまりができにくいというメリットがあります。

また、樹脂系の素材を塗布するため施工性に優れ、角や隅の施工でもしっかり防水層を形成することが可能です。強度が高いというのもメリットのひとつですが、その硬さゆえに下地の変形・伸縮についていけず、紫外線・経年劣化によるひび割れが起きることもあります。

工期は塗布→乾燥→塗布→乾燥を繰り返すため3~4日ほどかかります。費用は1㎡あたり1万円前後とシート防水に比べて値段は高くなりますが、強度や施工性の良さからいってもオススメできる施工法といえます。

施工が容易で柔軟性を出せる!ウレタン防水

三つ目にウレタン防水です。この施工方法は液体状のウレタン樹脂を塗りつけるだけです。樹脂が化学反応を起こして硬化すると、ゴム状で弾力のある防水層ができ、狭い場所や複雑な箇所でもジョイントのない施工が可能です。柔軟性に優れ、下地の種類を問わず施工できるというメリットもあります。ただ、塗膜が薄い部分は紫外線や熱による劣化が起きやすいため、下地の変形などに対応できず、破れや亀裂が生じる原因となるので注意が必要です。

工期は下地の処理などを含め、FRP防水と同様に3~4日間を要します。

ウレタン防水はコテで塗りつけるという施工法なのでどうしてもムラができやすいというデメリットがあります。しかし、それを除けば仕上がりや施工性などかなり魅力的な施工方法であると言えます。

気になるメンテナンスの目安は?

ベランダの防水

今回取り上げた三つのベランダ防水工事ですが、メンテナンスが必須です。シート防水に関しては5~10年で貼り替えが必要になります。FRP防水は5~8年、ウレタン防水は5年程度でトップコートの塗り替えをするのがオススメです。

ひび割れなどをそのままにすると、そこから水が入り込んで下地から工事をし直さなくてはならず、費用が高額になる可能性もあります。防水の不具合は家屋自体の不具合に直結することがあるので、定期的にメンテナンスしていきましょう。

防水工事が家の寿命を左右する!?

ベランダの防水

いかがでしたか?今回取り上げた三つのベランダ防水の施工方法にはそれぞれ特徴がありました。防水工事を進めるにあたっては施工法の違いやメリット・デメリットなどを把握することが第一歩です。そこから自分の家の状況や予算、ベランダの用途によって最適な施工方法を選択していきましょう。大切なマイホームを守るためにもベランダ防水に是非目を向けてみてください。

 

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