最近テレビや雑誌でよく耳にする‟DIY”という言葉。ひと昔前には、「日曜大工」とも呼ばれ、なんとなく休日のお父さんの趣味の1つというイメージでしたが、近頃では女性の間でも気軽に‟DIY”を楽しむ方が増えてきました。
しかし、一方では…
「興味はあるけど何から始めたらいいのかわからない」
「大工さんが使っているような工具は持ってないしな~」
「マンションだから大きな音がでるのはちょっと…」
チャレンジしてみたいけど、なかなか手を出すことができない方も多いのではないでしょうか?確かに大きな家具などは技術がいりますが、まずは手軽に出来る小物からチャレンジしてみてはいかがですか?
そこで今回は、初心者でも簡単に出来る「工具不要」「騒音無し」の簡単”棚板づくり”をご紹介していきます!
材料を準備して、さっそく作ってみましょう!
今回作るのはこちらの棚板!
収納としても、壁のアクセントとしても一役買ってくれるこちらの棚板収納、実は簡単に作れちゃうんです!
【用意するもの】
- 木材(サイズはホームセンターなどで簡単にカットしてくれます)
- 棚受け
- ドライバー(電動の物がなければ手動でもOK)
- のこぎり(あったらでOK)
- 塗料
- 刷毛
- 布
それではさっそく作ってみましょう!
【diyで簡単棚板づくり 手順①】木材を準備する
まずは主役となる棚板を作成するのですが、木材と一口に言っても種類は様々!今回は加工しやすく厚さやサイズも選びやすい「集成材」と呼ばれる木材を使います。
建材や家具に多く使われる木材なので、皆さんも目にしたことはあるのではないでしょうか。今回は横60cm、奥行き20cm、厚さ2.5cmで作ってみましょう。
最近はほとんどのホームセンターで木材のカットをしてくれるサービスがあります。のこぎりがない方、うまく切る自信がないという方は厚さ2.5cmの集成材を購入し、60cm×20cmにカットしてもらってくださいね。
【diyで簡単棚板づくり 手順②】塗装に挑戦!
木材が準備できたら次は塗装です。
鮮やかなビビットカラーのペンキで明るくポップな雰囲気にするのもよし、木目を生かしてナチュラルな雰囲気にするのもよし。お部屋の雰囲気や飾るものに合わせて塗料を選んでみてください。
今回は”アンティーク”な雰囲気で作ってみようと思います。木目を生かした塗装をしたいときに、塗りむらなく簡単に塗れるのが”オイルステイン”や”ブライワックス”という塗料です。種類も多く比較的安価に手に入るので、DIYでは大活躍間違いなしの塗料です。
まずは、この塗料を刷毛で塗っていきます。細かいことは気にせずに大胆に塗っていきましょう。大体塗り終わったら、布で木に馴染ませるようにこすります。1回塗りで薄いと感じたら、2回、3回と塗ってこすってを繰り返してみてください。
※簡単DIYの小技※
アンティークといえば年季が入った古木のイメージがありますよね。でも古木ってホームセンターではほとんど売られていないし、ネットで買おうとしてもなかなかいいお値段するんです。
そこで、集成材を使って”なんちゃってアンティーク”を再現したいと思います。方法は簡単、塗る前に木に傷をつける。これだけです。釘やドライバーなどの先の尖った硬いもので強弱を加えながら引っかき傷をつけます。ハンマーや石などで角を叩いて潰すとさらに古木の風合いがでます。
そしてこの傷にオイルステインをたっぷりしみこませるように塗ると…このように集成材で古木を再現できるんです!
普通に塗ったものと比べるとだいぶアンティークな雰囲気が出たのではないでしょうか。
※塗装をするときは換気を十分に行ってください!
【diyで簡単棚板づくり 手順③】いよいよ組立て
ではいよいよ①②で作った棚板を組み立てていきましょう!まずは棚受けを壁に固定します。
参考サイト:プラスボックス※http://buyee.jp/item/yahoo/shopping/plusbox_K-2
棚受けにもさまざまな種類があるので雰囲気に合わせて選んでみてください。ホームセンターでも売ってますし、ネットでもデザイン性の高い棚受けが簡単に手に入ります。
これをお好みの位置に取り付けてもらうのですが、ここで注意点があります!実はこの棚受け、どこにでもつけられるわけではないんです。棚受けの取り付けに使うビス(ネジ)というのは、取り付ける面が木でないと取り付けることができません。しかし部屋の壁紙の下は「石膏ボード」という固い素材になっていることがほとんどです。壁を叩いてみたり、センサー等を購入して柱などの木の下地が入っているところを探して取り付けるのも一つの手ですが今回はこちらの便利グッズを使います。
参考サイト:イイファス※http://www.iifas.jp/products/kabekko_dc.html
こちらは「ボードアンカー」といい、先ほどの石膏ボードにもビスが打てる優れものです。棚受けの取り付け位置が決まったら、壁にアンカーを埋め込み、そこをめがけてビス(ネジ)を打ちます。壁に棚受けが設置できたらあとは、棚受けに棚板を取り付けて完成です!
※ボードアンカーは木下地に比べ強度が落ちます。重いものを置いたり、体重をかけたりしないように注意することが必要です。
”DIY”でお部屋をプチリフォーム
いかがでしたか?”DIY”が趣味の一部にグッと近づいたのではないでしょうか?手軽に出来るDIYは、お部屋の雰囲気を変えてくれるちょっとした”リフォーム”にもなります。塗料や使う部材を変えるだけで全く違ったテイストの物もできるので、ぜひチャレンジしてみてください!
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