「玄関」。それは家の顔であり、お客様を招き入れたときにその家の第一印象となる部分です。玄関ドア本体ももちろん大事なのですが、空間の印象を左右するのが玄関の床であるタイルです。どういった素材のものを使用するかで玄関ホールの雰囲気は大きく変わってきます。玄関廻りの雰囲気に合ったタイルを選定することで、よりまとまりのある空間にすることができます。
今回は家の顔ともいえる玄関を素敵にするためのタイルについてご紹介していきます。
タイルのリフォーム
タイルのリフォームというと、今あるものを剥がして、下処理をして、新しいタイルを貼るといったとても大掛かりなイメージを持っていませんか?
でも実際はそんなことありません!既存のタイルの上に新しいタイルを重ねて貼ることができるのです。それは玄関タイルも同じです。玄関タイルが新しくなるだけでお家の印象はガラッと変わります。そして貼るタイルも形や大きさなど様々で、どういったものを選ぶかによっても雰囲気は変わってきます。
与えたい印象から大きさを選ぶ
一つ目のポイントは大きさです。一般的には300mm角や200mm、150mm角ほどの正方形のものや300mm×600mm程の長方形のものが多く使用されています。大きいタイルを使用すればどっしりとした重厚感ある印象を与えることもできますし、150角といった少し小さめのタイルであればかわいらしい印象を与えることができます。
また、正方形や長方形のタイルなど、大きさの異なるタイルを組み合わせて貼っても、オリジナルの雰囲気を演出できます。
風合いと色で引き立てる
もう一つのポイントが表面の風合いや色です。玄関廻りの雰囲気に合わせたタイルを選ぶことで、空間をより引き立てることができます。
①和風
旅館のような純和風の空間や和のテイストを残した和モダンの空間に仕上げる場合は、敷瓦調や木質調といった素材の比較的暗めのタイルを貼ることでより引き締った空間となり、和のテイストを感じることができます。
②洋風
カフェのようなナチュラルスタイルや、カントリー調の空間の場合は、天然石のような風合いのものや土もののテラコッタ調のタイルを貼ることでかわいらしいカフェスタイルを演出することもできます。
タイル以外の仕上がりも
タイルからは少し離れてしまいますが、玄関部分の床には他にも違う仕上がりがあるので、少しだけ紹介したいと思います。和風玄関に多く見られますが、三和土(たたき)や洗い出しといった仕上げです。
・三和土(たたき)
簡単に言うと土間の仕上げです。最近はコンクリートで仕上げたものを多く指しますが、古くは土に石灰や苦汁を混ぜて固めた土間のことを言っていました。
・洗い出し
石とセメントを混ぜ、床の下地のモルタルに塗り付けて、固まる前に表面を水洗いして石を表面に露出させたものです。最近ではアレンジとして石の変わりにビー玉や貝殻を入れて洋風の雰囲気にすることもできます。
お家の第一印象を素敵にしましょう!
ここまで紹介してきたように玄関タイルにどのようなものを使用するかで、その家の第一印象が決まります。「家の雰囲気はどんな感じなのか」「どんなテイストの空間にしたいのか」といったことを考えながらタイルを選ぶと良いかもしれません。大掛かりな工事のイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は意外と簡単にリフォームできてしまうものです。ぜひこの機会にお家の顔である玄関を今よりももっと素敵にしてみませんか。
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