日本の住宅地(特に市街地)って、家が道沿いに面していたりお隣との距離が近かったりして、なんだか少し窮屈な感じがします。そんな環境で生活をしていると、どうしても気になってしまうのは、人の”視線”ではないでしょうか?
「外の視線が気になって、家族団らんのリラックスタイムもなんだか落ち着かない・・・」なんていうお悩みも出てきそうですよね。せっかく家にいるのだから、プライベートな時間を外の様子を気にすることなくゆっくり、のんびり過ごしたいものです。
こんな時に、人の視線を気にせず、プライバシーも守ってくれる役割として欠かせないのが「フェンス」などの目隠しアイテムです!今回は、快適なプライベート空間作りの重要なポイントとなる「フェンス」の種類について詳しくご紹介していきます。あなたの家に合うフェンスもきっと見つかりますよ!
使われている素材で印象が変わる!フェンスの種類を知ろう
「フェンス」と聞いて、皆さんが思い浮かべるのはどんなものでしょうか?ここでは、一般的に住宅に使われることの多い素材の異なる「フェンス」を4つご紹介します。
①アルミ形材フェンス
軽く、耐久性もあるアルミ材で造られたフェンス。シャープなイメージで、どちらかというと洋風の住宅に合うフェンスです。
②鋳物フェンス
金属を溶かし、鋳型と呼ばれる型で造られたフェンス。重厚な質感と品質をそなえたアイアン調のフェンスです。
③木製(人工木)フェンス
柔らかな印象の木製のフェンスです。和風から洋風の住宅まで デザインを問わず対応するフェンスです。最近は、お手入れがしやすい人工木のものが主流になっています。
④スクリーンフェンス
非常に背の高いフェンス。プライバシー空間を完全に確保したいという方には、適したフェンスです。
ここにご紹介したフェンスは、ほんの一例です。住宅の立地環境や住宅のデザインなど、目的に合ったフェンスを選ぶことで、快適な生活空間が出来ます。
まるで緑のカーテン?植物でもフェンスが作れる
目隠しの機能はほしいけど、スクリーンフェンスは背が高くて圧迫感があるし…そんな方におすすめしたいのが、メッシュ状のフェンスと植物とを組み合わせた「グリーンメッシュフェンス」です。このフェンスの種類は、ほとんどの方が初耳ではないでしょうか?
突然ですが、「壁面緑化」という言葉を聞いたことはありますか?「壁面緑化」とは・・・建物の壁にツルを這わせて栽培し、建物内外の温度環境や、空気清浄効果など最良の環境をつくる取り組みの事です。その効果をフェンスに利用したのが「グリーンメッシュフェンス」なんです。植物を利用することによって、アルミ材や木材のような固い質感も感じられず、さらに圧迫感も抑えることが出来るデザイン性にも優れたフェンスです。
”ガーデニングが趣味”という方や、”自然な環境が好み”という方に、おすすめのフェンスです。植物を活かして、プライバシーも確保できる。そんな快適な空間も、フェンスで実現できるんです。
フェンスを立てるとき、お隣さんともめないために確認しておくこと
そもそも、「フェンスを立てよう!」と考えるきっかけは、人の視線が気になるという他に、お隣さんとの敷地の境界線がどこなのかをはっきりと明確にする為と考える方が多いようです。そこで確認したいのが、フェンスを立てる”位置”です。
特に住宅が密集するような場所では、フェンスを立てる場所を間違ってしまうと「そこはうちの敷地だ!!」などと、近隣トラブルになりかねません。なので、あらかじめ”自分の家の敷地はどこまでなのか?”をしっかり把握することが重要です。
また、背の高いフェンスを立てたい場合には、あらかじめお隣さんの家への光が遮られないよう、注意しておくことも大切です。近隣トラブルを起こさないためにも、フェンスを立てる位置は事前にしっかりとチェックしましょう!
「フェンス」選びで、家の印象も変わる
いかがでしたか?「フェンス」には目隠しの効果、家の境目を造る役割など、様々な種類と役割があります。フェンスの印象で家の印象が変わるといっても過言ではありません。皆さんも、機能性・デザイン性・立地環境などを考慮したうえで、素敵なフェンスを選んでみてはいかがですか?
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