普段何気なく使っている室内の扉。「素敵な扉の奥にはどんなお部屋が広がっているんだろう?」なんて想像しただでワクワクしませんか?実はこの室内の扉、選び方によってお部屋の雰囲気がガラリと変わります。
「扉・障子・襖・窓」などは総称して『建具』といわれ、毎日利用していますが、部屋と部屋をつないだり、見せたくないものを隠したりしてくれています。建具が家の空間を演出してくれる大きなポイントとなっているのです。
今回はこの『建具』の中でも特にお部屋の印象に影響する”扉”にスポットをあてて、種類や色別にお部屋に似合う建具を、実例を交えながら3つのポイントで紹介していきたいと思います。
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ポイント① 【相性の良い色の組み合わせ】
はじめにおすすめしたい建具の色の組み合わせを3つ紹介します。
①白系(床)‐白系(建具)
床と建具の組み合わせを白系で統一するパターンです。明るくスッキリとした印象です。空間を視覚的に広く見せることも出来るので、家具や小物でアクセントをつけるといいでしょう。観葉植物などグリーンとの相性も抜群です。
②ナチュラルブラウン系(床)-白系(建具)
床をナチュラルなブラウン系、建具を白系で組み合わせたパターンです。落ち着いた雰囲気とかわいらしさが、リビングや子供部屋におすすめの組み合わせです。壁や天井も白で統一することによって床の印象をより強めます。カフェにいるような清潔感と癒しのバランスを与えてくれます。
③ダークブラウン系(床)-ダークブラウン系(建具)
床と建具を暗めの色味で統一したパターンです。落ち着ついた雰囲気と重厚感を醸し出しています。木目を強く出すことでヴィンテージ感や男らしさが印象的に出ます。
ポイント② 【建具の取っ手の色にもこだわりを持つ】
建具を選ぶ時に小さいながらとても重要なポイントとなるのが、「取っ手の色」です。同じ建具でも、取っ手の色が変わるだけで印象がガラッと変わります。
取っ手の色は、大きく分けて4つあります。
【シルバー】取っ手の中でも一番多く使われる色です。軽やかで無彩な印象です。
【ゴールド】高級感と煌びやかさが印象的です。
【ブラック】黒を使うことで、たちまち今風に変身します。最近では”アイアンブラック”が人気です。
【木目調】建具とのなじみもよく、優しい印象です。
ポイント③ 【部屋全体に統一感を持たせるようにする】
皆さんにはお部屋の中でお気に入りのものはありますか?「床の色が好き。」「お気に入りのソファを主役にしたい。」「建具を主役にしたい。」など、なんでもいいんです。
部屋の中にあるお気に入りのものと、建具の色味や質感を揃えるだけでその部屋の印象がガラリと変わります。下の写真の部屋は床と建具、壁枠材や飾り棚の色味が統一されており、また畳の緑が良く映えています。
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次は上級編。白でまとめられていますが、よく見ると建具の模様が壁紙と同じ木目で統一されています。家具も印象的です。
建具を選んで好きな空間を演出しましょう!
いかがでしたか?今回ご紹介した建具は、沢山ある組み合わせの中のほんの一例に過ぎません。室内の扉だけではなく、建具に分類されるのもはまだまだあります。「玄関ドア・窓・襖」今あなたがいる場所を見渡しても、すぐ近くに建具はあるはずです。
普段何気なく使っているため気にならない、空気のような存在かもしれません。しかし、そんな建具があなたの理想の空間になくてはならないものです。
時には主役、時には空間やインテリアを引き立てる脇役として、あなたにとっての最高の建具を見つけてみてはいかがですか?
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