あなたはどんな部屋で生活がしたいですか?もちろん素敵で暮らしやすいお部屋ですよね!
そこで重要なのが、どれだけあなたの暮らしにあった家具を選ぶかということ。いくら良い家具を買ったからといっても、それに合わせて不便な生活しているようでは、良い生活とはいえませんよね。お部屋の主役は家具ではなく、そこで生活するあなたです!家具はあなたをサポートする相棒といったところでしょうか・・・。どんな家具があなたにピッタリなのか、相棒探しのヒントをお教えします!
私に合う家具のサイズって?~ダイニング編~
食事をとるダイニングテーブルと椅子について見ていきましょう。
まずは高さのポイントです。ダイニングテーブルと椅子を選ぶときに気をつけたいことは「差尺」です。差尺とは椅子の座面の高さから、テーブル天板の上辺までの高さのことを言います。差尺は基本的に270mm~300mmが良いとされ、それより高かったり、低かったりすると腰痛や体調不良の原因につながります。そして、日本人の体形に合わせた椅子の座面の高さは390mm~420mmです。(海外製の450mm~480mmでは日本人には高いかもしれません)
そこから差尺を考えると、テーブルの高さは670mm~720mmがちょうど良い高さということになります。
次に大きさ。
テーブルの大きさは隣に人が座って肘がぶつからないよう考慮して、「一人分の必要寸法(幅600mm、奥行400mm)×人数」によって決まります。2人用であれば幅600mm・奥行750mm、4人用なら幅1200mm・奥行750mmあれば良いでしょう。ちなみに円卓では4人で1000mm、6人では1200mmあれば窮屈に感じることなく食事をとれるでしょう。
私に合う家具のサイズって?~リビング編~
続いて、ソファとリビングテーブルとテレビボードについて見ていきます。ソファは背もたれの角度によって奥行の寸法が変わるので注意が必要です。座面の高さは一般的に380mm~410mmくらいですが、海外製のものは靴を履く分座面が高くなっていることが多いので気を付けてください。
幅は、一人当たり600mmあれば十分でしょう。一人掛けでは550~1200mm、二人掛けでは1300mm~1700mm、三人掛けでは1700mm~2000mmが目安です。
リビングに置くテーブルはソファとの関係を考えて選びましょう。高さは380mm前後が基準ですが、作業したり、ちょっとモノを置いたりするときはソファの座面と同じか、もしくはもう少し高いくらいが使いやすい寸法です。
テレビボードの幅はテレビよりも大きいと視覚的にもバランスが良いです。高さは座ったときの目線と並行か、もしくは少し下の方にテレビがくるようにすると観やすいです。ダイニングテーブルに座ってテレビを見る場合は、テレビボードの高さもテーブルと同じくらいの670mm~720mmがいいでしょう。
家具との距離感も考えよう
ちゃんと寸法を測って家具を買ったはずが、いざ使ってみると部屋が思っていた以上に狭くなってしまった…動線を塞いでしまって歩きにくい…なんてことになったらがっかりですよね。そうならないために、家具との距離感についても知っておきましょう。
まずはダイニングテーブルと椅子。椅子を後ろに引くのに必要な奥行はテーブルの天板の端から800mmです。なので後ろに壁がある場合はそのくらい離してテーブルを置かないといけません。
人が座っている時、テーブルの天板の端から椅子の背面までは400~500mmのスペースを使います。そして席を立つには300mm程の幅が必要になってきます。もし、椅子の後ろを人が通り抜ける時は、最低でも幅600mmが必要になってきます。そのため後ろが通路になる場合は1000mm~1100mmのスペースが必要です。
続いてソファとテーブル、そしてテレビについて。ソファからリビングテーブルまでの距離が300mmぐらいあれば、立って移動したり、リモコンや食器など、モノを取ったり置くのにも負担がありません。合わせてソファの脇に一人掛けのスツールを置く場合は、人が通れるようにリビングテーブルとの間は600mm確保した方が良いです。そしてリビングの影の主役テレビとリビングテーブルは、テレビボードの扉の開閉を考えて、800mm以上は空けておきましょう。
あなたに合った家具を見つけよう!
いかがだったでしょう。今回ご紹介したことが基本ですが、生活のスタイルによってもぴったりくる家具の大きさやレイアウトは変わります。
大切なのは…
- 自分がその部屋で何をしたいのかを考える。
- その部屋の中で家具をどういう存在にしたいか考える。
- 家具とあなた、家具と家具の適した距離感を知る。
の3つ!このポイントを押さえて、是非あなたにピッタリの素敵な家具と出会って理想の生活を実現させてください!
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