キッチンを選ぶとき、あなたはどこから何を基準に選びたいですか?
重視するところはそれぞれだと思いますが、実際にキッチンをカスタマイズし始めると扉の色、取手の形、天板の種類、シンク……選んでいかないといけないものってたくさんあるんです!よくわからない言葉が並んでいると、重視していないところは面倒になりがちなんですよね。ですが滅多に交換するものではないですし、決して安い買い物ではないので是非1つ1つこだわって選択していただきたい!
そこで、ここではキッチンのデザインや収納の面に特化して、よく使われているものの特徴、メリットやデメリットをご紹介いたします。
キッチンの第一印象になる扉を選ぼう!
カタログを見たことのある方はご存知かと思いますが、キッチン扉の色は1つのメーカーでも迷ってしまうほどたくさんあります。多いのは扉の表面にカラーや木目調の化粧板と呼ばれる板が貼ってあるもので、グレードはありますが比較的リーズナブルで種類も多いため、一般的なものと言えます。色を1つ1つお話したいところですがとてもここだけでは語りきれませんので、特徴のある扉をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
1.手塗りグレード『トクラス』
トクラスは旧ヤマハです。ヤマハといえばピアノですよね。そのピアノの塗装技術を活かして、1つ1つオーダーを受けてから職人が手で塗っていきます。1番下にあるシャインカラーはなんと全114色に対応しています。あなただけのキッチンがきっと手に入りますよ!
2.天然無垢材『WOODONE』
天然無垢材にこだわったウッドワンの扉は、表面もデザインも洗練されいます。経年劣化で少しずつ表情を変えていき、全く同じものは存在しません。とてもあたたかみのある扉です。扉では色を選ぶことの他にもう1つ、取手を選ばなくてはいけません。一般的な取手は大きくバー取手とライン取手の2つに分けられます。
それぞれの特徴をご紹介しますね。
バー取手は手前に数センチ突き出した形のものです。
<メリット>
・上からでも手をかけられるので作業中に開けやすい
・タオルなどをどこにでもかけておける
<デメリット>
・作業中前かがみになったとき、体に当たって邪魔になることがある
ライン取手は扉の上端に凹になっているものです。
<メリット>
・見た目がすっきりしている
・作業の邪魔にならない
<デメリット>
・基本的に下から指を引っ掛けて開けるしかない
・タオルなどをどこにでもはかけられない
どちらもそれぞれ良い点がありますね。これらを踏まえた上で、実際にショールームで触れてみるのが良いでしょう。ちなみにライン取手でもタオルがかけられるように、こんなオプション品もありますのでご安心ください♪
扉と同じくらい印象が左右する!天板の選び方
一般的に良く使われているキッチンの天板は人造大理石とステンレスの2つです。最近は人造大理石の方が人気になってきている気もしますが、見た目の他にどんな違いがあるのでしょう。
ここでもこの2つに特化してご紹介します!
1.人造大理石
人造大理石は明るい色の天板が多いため、明るくやわらかい空間がつくりやすくなります。
<メリット>
・色を選べる
・少しの傷がついた場合でも削って表面を綺麗にできる
<デメリット>
・経年で若干の黄ばみが出てしまうことがある
・熱に弱い
2.ステンレス
ステンレスはシルバーなので空間がしまって見えます。
<メリット>
・熱に強い
・抗菌作用に優れている
<デメリット>
・傷がつきやすい
人造大理石はステンレスに比べて熱には弱いですが、今出ている商品はかなり耐熱性にも優れてきています。ステンレスも傷がつきにくいものが出ていますし、それも味があって良いという方もいらっしゃいます。あとは色が選べる、選べないという部分が大きな違いになりますので、お部屋の雰囲気に合わせて考えてみても良いですね。
排水口も選べる時代!汚れを緩和できるくるりん排水口がすごい!
シンクの素材も天板の特徴を参考に人造大理石とステンレスから選んでいきます。
でもその際に排水口まで選べるとは思いませんよね!
キッチンの排水口はこまめにお掃除しても、どうしてもヌメヌメして臭ってしまいます。できれば極力触りたくない場所だと思います。そこで、LIXILからすごい排水口が出ているんです。
その名も、「くるりん排水口」!
こちらは元々お風呂の排水口で使われていたものを、キッチンに応用したものです。使い方は、いつも通りにシンクを使うだけ。
水を流すと勝手にくるくると水車を回してお掃除をしてくれる優れものなんです。お手入れもとっても簡単です。
これなら大変な排水口のお掃除も、最小限ですんじゃいますね。どの種類のシンクにも対応しているそうなので、排水口のお掃除に悩んでいる方は1つ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
ハンズフリー水栓で清潔に楽々作業
水栓金具でこだわっている方が多いのは、吐水口を伸ばしてシンク内を洗える機能です。
ですが、水栓金具自体はお掃除していますか?調理中に材料を触った手を洗ったり茶碗を洗って流したりするとき、ハンドルを触って水を出しますよね。その時にハンドルに材料や洗剤が付いてしまうのって、あまり気持ちの良いものではないと思います。
そこで目に入ったものがタッチレス水栓です。
よく公衆トイレなどで見る、いわゆるセンサー式の水栓です。手やお皿を吐水口の下に出すと自動で水が出て、遠ざけると自動で水が止まるのでハンドルが汚れることがありません。ついつい面倒で水を出しっぱなし、ということもなくなりますので節水効果もあります。
吐水口が伸びる機能が付いているものもあるので、お掃除も楽々できます!普通の水栓金具に比べると価格は上がってしまいますが、毎日使うものなのでストレスフリーのために検討してみるのも良いかもしれませんね。
それぞれの特徴を活かしてベストな選択を!
キッチンはほとんど毎日使う場所です。空間に対するデザイン、予算も大切ですが、1度交換したらあとは何年か交換することはないですよね。変えたくても1部分だけ交換するのは難しい場合もあります。
1番使う方が気持ちよく作業できるように、1つ1つの特徴を捉えてベストなものを選んでください!
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