「あなたの家にタオルは何枚ありますか??」
あなたはこの質問にすぐに答えられるでしょうか。最近、本や雑誌、テレビなどでも話題のミニマルライフという言葉。
”必要最小限のもので自由な発想で暮らす生活スタイル”のことをそう呼びます。このミニマルライフを実行し継続することで、いろんなメリットが生まれるということ、よく知られていると思います。
では、具体的にこんな生活を送る“ミニマリスト”になるためには、何からはじめたらいいのか、その一例を紹介していきます。
憧れがあるけどはじめようか迷っている人や、どうはじめたらいいか分からない人に少しでも役立つヒントになればいいと思います。
ステップ① ミニマリストになるためには、今持っているもの、全てを出してみる
まずはじめに、自分の持ち物の現状を把握してみましょう。
早速、クローゼットや引き出しなどの中身を、全てを床に出してみましょう。
ポイントは「全て」を「一気に」「大胆に」出すことです。
- 部屋の引き出しから棚から、目に見えているものから見えていないものまで「全て」(部屋にいるのはあなただけ。恥ずかしいものも隠したいものも今なら大丈夫です!)
- 必ず時間がたっぷりある時に「一気に」(時間との勝負。熱が冷めないうちにミニマムタイムで!)
- 丁寧に出さずに「大胆に」(あ~これ懐かしい!なんて思い出に浸るのはNG。その後の作業が進みません。)
全部屋一気にやってしまえればいいですが、時間もかかりますし、突然の来客であたふたするので、一部屋ずつ手をつけていくのがオススメです。忙しい人は、日にちと時間を決めてスケジュールを決めて取り掛かりましょう。
ステップ② 勝ち残ったものをさらに分類する
では、それらを4つに分類しましょう。この作業がとても重要です。厳しい目で選定しましょう。
※家族構成(両親と同居・一人暮らしなど)によって分類の仕方は異なりますが、今回は自分のものだけを分類すると仮定します。
A: |
気に入っている |
かつ |
よく使用するもの |
B: |
気に入っている |
が | あまり使用しないもの |
C: |
気に入ってはいない |
が | よく使用するもの |
D: |
気に入ってはいない |
かつ | あまり使用しないもの |
実は、B~Dが少なければ少ないほど究極のミニマルライフに近づけるのです。
ステップ③ 分類の再選定
分類は回数を重ねることがポイントです。一度分類してすぐに戻すのではなく、自分の心にもう一度問いかけていくことが重要です。
A:きちんとお手入れして、これからも長く使ってあげられますか。古くてぼろぼろではありませんか。
B:使わないでしまい込んでしまっているそれは、本当に大切な(好きな)ものですか?大切なものであれば、Aに分類して使ってあげましょう!そうでないならば、Dに分類してしまいましょう。
C:(ここにはタオルや生活必需品などの消費物あるいはストックが分類されるかと思います。)数は適切ですか?全てめいいっぱい使用していますか?もしかしたらDに分類されるものもあるのでは?
D:それはあなたにとっていらないものです。ゴミ袋に入れるか、リサイクルショップに持ち込みましょう。
ステップ④ ものに消費期限を設ける
何回も選定をしてみたが、どうしてもBとCの量が減らない!そんな方にこんな方法があります。
『ものに消費期限を設ける』
やり方は簡単です。以下のルールに従ってやってみてください。
・BとCは同じ箱に全部詰め込む。(必ず中身の見えない箱に入れてください。)
・箱には今日の日付と1年後の日付を記入する。
・収納場所の一番出しにくい目立ちにくいところに置く。
・一度取り出して使用したものは戻さない。
期限がきたら中身がなんだったのか思い出してみてください。思い出せますか?
一年間使用せずに、済んだものは、きっとこれからも使わない(必要のない)ものです。
絶対に中身を見ず処分してしまいましょう。
また、一度でも箱から出して使用したものは、これからも継続して使用するか、もう一度収納して再度期限を設けてみるか決めてみてください。
これができれば、あなたはミニマリストへの第一歩を踏み出せます。
自分にあったミニマルライフを
ミニマルライフをはじめてみると、新しい自分に出会うことができます。
自分の好きなもの、嫌いなもの、得意なこと、苦手なこと・・。
それと同時に、時につまづいたり、悩んだり、驚いたりすることもあります。
ミニマルリストの生活スタイルに、必ずしも「これだ!」という正解はありません。それは自分で探していくものです。
周りに流されず、自分にあった無理のない目標をかかげることが大切。
自分なりに試行錯誤をして、悩んだときは、人の話を聞いたり、本を読んだり、遠くに出かけてみたり・・。
それが疲れたら休憩してもいいんです。
マイペースに自分流のミニマルライフを探してみましょう!
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