みなさんはお家の間取りを考える上で子供部屋についてどれぐらい考えていますか?LDKの間取りやお風呂などに比べてあまり考えずに、空いた部屋を子供部屋にしようと考えている方が多いと思います。
これまでリフォームアドバイザーとして仕事をしてきた私が、リフォームのご相談を受けてきた中で、「子供が生まれたのでもう一部屋増やしたい」というお客様も少なくありません。未来のことなんてわかりませんし、そんな状況で子供部屋が何部屋欲しいかなんて分からないのが当たり前です。
かといって、お子さんが生まれたら「増築」して子供部屋を作ろうとするとたくさんのお金がかかってしまいます。敷地面積によっては増築が不可能な場合もあります。ではどのようにすればお子さんの将来にも対応できる間取りになるのでしょうか?
大きめの部屋がポイントです!
ポイントは「大きな部屋をひとつ作っておく」ということです。大きな部屋がひとつあれば、その時々の家族の状況によって2部屋に仕切ったり大きなひと部屋のまま使うことができます。将来的に2部屋に仕切ることを考えているのであれば、気を付けたいポイントがあります。
①出入り口を2か所に設けておく
こうしておくと、部屋を2つに仕切った時にもそれぞれの部屋から出入りができるようになります!
②間仕切りが入るであろう部屋の境界部に何もつけない
エアコン・照明など大きな部屋であれば真ん中に設置しがちですが、ここも2部屋に分けることを考えて少しずらすなど工夫が必要です!では、実際に2部屋に仕切る時にはどういった方法があるのでしょうか??
間仕切りアイディア①「家具で仕切る」
「間仕切り家具」と言われる家具がネットショッピングを始め、家具屋さんなどでも販売されています。使い方は簡単です。境界にしたい位置に「間仕切り家具」を設置するだけです。
なかにはクローゼット・本棚・引出などの収納として使えるものや、机・ベッドになっているものもあります。そういった商品を使えば1つの部屋だったのがあっという間に2つの部屋になります。収納量や機能性もアップして一石二鳥ですよね。今回ご紹介する方法の中では比較的コストを抑えることができる方法です。元の大きな部屋に戻す時も、「間仕切り家具」を撤去するだけなので、簡単です!
間仕切りアイディア②「レール系で仕切る」
天井や床にレールを取り付けることで、間仕切りとして活用できる商品もあります。
写真のような、「アコーディオンカーテン」と呼ばれるものは、カーテンより少し厚手の布で出来ているものが多いです。布地なので空気・音・光は漏れやすいですが、視界は遮って個室を作ることができます!!カーテンのように束ねることもできるので、間仕切りが不要の場合は端っこに寄せておくこともできます。
このような「アコーディオンドア・パネル」と呼ばれるものがあります。(メーカーによって呼び方は様々あります)簡易的なドアがたくさん並んでいるような作りなので、必要に応じて開閉できます。
木目タイプのものもあるので、こういったものを使えばより個室感がでますよ!レールを取り付ける作業をDIYでやるには難しいので、リフォーム店に依頼するのをおすすめします!!色柄も多数あるので、お子さんに好きな色を選んでもらうなど楽しみながらできるはずです。
間仕切りアイディア③「壁をつくる」
リフォーム店などに頼んで、間仕切り壁を作る方法です。この方法だとドアが2か所に無いと個室として使えません・・・もしドアが無い場合は、新しくドアを作ることも考えましょう!コストはかかりますが、しっかりとした個室にすることができます!将来的にもずっと2部屋で使っていくだろうと想定できるのであれば、音や空気、光の漏れなども少ないので一番おすすめな方法です。
将来を考えて
いかがでしたか?子供も成長は早く、それに伴ってお家の空間も変えていかなければなりません。ぜひ、将来を見据えた家づくりの参考にしてみてくださいね!
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