〝人生100年〟と、いわれるようになりました。
そうを考えると、住まいは定年退職してからも30年~40年と、今まで以上に多くの時間を過ごす場所になります。
それに伴い、「先のことを考えて60歳前にマンションなどに住み替えをしよう!」という人が増えてきています。
現在住んでいる住まいは、子育てなどには便利だったかもしれませんが、シニアライフを過ごすには適していない場合が多いです。
年代によって生活スタイルは変わりますので、シニアライフに適した間取りが重要になってきます。
老後の利便性を考えて、住み替えを考える方もいます。
どちらにしても、60歳前後の元気なうちに決断することがオススメです!
将来を見据えて、快適な老後生活を考えてみましょう!
大事なのはバリアフリー
老後の間取りを考えるのならば、体のことを考えた使いやすい間取り〝バリアフリー〟にしたいですよね。
まずは、高齢になると足腰が弱くなり、段差などで躓いたりなど、怪我をする危険が増えてきます。
なので建物だけでなく、建物のアプローチなどの外部や浴室、トイレなど水回りの段差解消が重要です。
またバリアフリーというと、床の段差や手すりの取り付けなどを考えがちですが、建物内の室温快適にするという事も、重要なバリアフリーの要素になります。
ヒートショックという言葉をご存知でしょうか?
リビングから廊下、脱衣所から浴室と、身体が室内外の移動で急激な温度変化を感じると、血管や心臓に負担がかかり、血圧を上昇させてしまう現象のことです。
室内気温の寒暖の差により心臓に負担が掛かるヒートショック、亡くなられる方は交通事故よりも多いというデータもあります。
断熱性の高い窓に入れ替えたり、断熱材をしっかり入れて、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる快適な空間を造りましょう!
快適な間取り
次に、生活動線です。
老後のことを考えたリフォームならば、動き回らない効率の良い間取りが一番です。
トイレなどは寝室に近いほうが良いですし、家事動線は短いほうが料理する人にとって大変便利かと思います。
お掃除も若い時より大変になりますから、メンテナンスが楽な間取りということも重要になってきます。
収納できるスペースを増やして、部屋に出ている物を少なくするだけでも、お掃除はグッと楽になります。
住み替えを考えるならば
車に乗らなくなると、今住んでいる場所は不便かも…
子供たちと同居は嫌だけど、老後は近くに住みたいかな…
いろんな理由で、住み替えを考える方が増えてきました。
住み替えをするのであれば、まずは今の生活拠点で車を乗らなくなった場合、買い物や病院に通うのが大変になるかどうかを考える必要があります。
徒歩圏内で買い物や病院が充実している物件を探すことが重要です。
ただ、車が無くても歩いて行ける距離にそういった施設があったり、公共交通機関を使用して行けるのであれば、近場でなくても大丈夫ですよ。
それらの条件を満たしている中で、大き過ぎず老後の2人暮らしに適した広さの物件として、マンションへ住み替える方が多いです。
ちなみに、現在では住んでいる戸建てを売却して、マンションの購入費用に充てる買い方が主流となっています。
戸建てと同じように、バリアフリーのマンションも当たり前になってきましたし、リノベーションでバリアフリーにする方も多くなってきました。
快適な老後生活のために、住み替えするのであれば、ぜひバリアフリーリフォームもご検討してみてください。
リフォームか住み替えか
現在の住まいをリフォームする場合も、住み替えをする場合も、考えることは老後の生活を見越してバリアフリーにすること、車を乗らなくなった場合の生活スタイルを考えることが需要なポイントです。
昔から、家は3回立てないと満足するものができないと言われていますが、家族構成や自分たちの年齢によって生活スタイルが変わってくるので、実は当たり前のことなのです。
先のことを考えて、間取りや住み替えを考える場合は、プロのアドバイスをもらった方が、長く住める住まいになると思います。
少しでも関心を持たれた方は、ご家族とお話しをしてみてください。
そして、任せられるプロの方に相談してみましょう!
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