「閑静な住宅街の一戸建て ○○○○万円!」このようにチラシに書かれた金額でマイホームが手に入る!そう思ってはいませんか?実はその他にも、実際に住み始める為には税金や手数料・・・さまざまな”諸経費”が必要になるのです。”諸経費”を無視してしまうと大変。後から急に「あと200万必要です」なんて言われてしまうのです!
今回は、そんな”諸経費”で後々苦労しないような資金計画のアドバイスをさせて頂きます。
“諸経費”って具体的にどんな経費?
諸経費=諸々(もろもろ)の経費、その「諸々」って実際なんなのか?一般的なものをご紹介いたします。
1、登記費用・税金など
印紙税・・・契約書等に貼る印紙にかかります。
登録免許税・・・所有権を購入者様に移転する手続きなどの登記費用。
司法書士報酬・・・登記手続きをお願いする司法書士への報酬です。
固定資産税・・・購入後の固定資産税を日割りして全所有者様へお渡しします。
不動産取得税・・・不動産を取得した時に一度だけ納めるもの。
2、ローン費用、保険料など
融資手数料・・・融資の際の手数料です。銀行によって異なります。
保証料・・・保証会社へ支払う費用です。
火災保険料・・・住宅ローンを借りるには火災保険への加入が必須です。
3、引越し費用、その他
引越し代・・・移動距離や家族数によっては大きな負担になってしまいます。
インテリア、家具代・・・カーテンやダイニングセット、またエアコンなどの家電も必要です。
仲介手数料・・・不動産業者への手数料です。計算方法はどの業者でも同じ。
「こんなにかかるの!?」・・・なんて声が聞こえてきそうですね。次はもっと重要な「いくらかかるの」か、お伝えしようと思います。
“諸経費”が「あと200万必要です」と急に言われないために
購入費用以外の”諸経費”、一般的には、「だいたい購入費用の10%くらい」と言います。2000万円の戸建ならば、200万円前後が諸経費としてかかってくるのです。
「閑静な住宅街の一戸建て 2000万円!」と聞いて、2000万円だけのローンを組んだらどうなるのでしょう。後々、「では登記費用、手数料等で200万円現金でご用意ください」なんてことになってしまいます!
夢のマイホームをお探しのお客様を前に、不動産業者としてもどんな生活をどんな家でおくるかを夢見ながらお打合せしたいのですが、その夢を叶えるためにも、幸せの実現のためにも、現実的な資金計画が必要になってくるのです。
“諸経費”も住宅ローンで
では”諸経費”で困らないためにどうすれば良いのでしょうか?
現金で購入予定の方は、最初から計算し、ゆとりをもってご準備頂ければと思います。
では住宅ローンで購入を考えている方はどうすれば良いのか。実は、一般的に使われる銀行では、そういった”諸経費”込みの融資額の設定が可能!最初にきちんと計算しローンに組み込めば、スケジュールに沿って計画的に支払うことができます。
※実際にどこまで融資に組み込めるかは金融機関によって様々ですので注意が必要です。諸経費は組み込むことができないローンもありますので金融機関に相談してみましょう。
しかし、借りるかどうかも分からない銀行に直接聞きに行くのはハードルが高いと思う方は、不動産業者さんでも答えてくれるはずです。気軽に相談してみましょう!
購入後の生活をしあわせに
新しいマイホームで幸せな生活を送れる・・・と思った矢先に、急に現金で”諸経費”を支払うことになると、生活が一変、苦しくなってしまいます。購入することがゴールではありません。将来の生活を幸せにするためにも、じっくり資金計画を練りましょう!
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