新築で買った家も気づけばもうすぐ20年。キッチンやお風呂も古くなってきたから新しくしたい・・という方多いのではないでしょうか?でも、ちょっとまった!古くなっているのは目に見える部分だけではありません。今回は、「目に見えない部分」代表の屋根のリフォームについてお話をしたいと思います。これを読めば屋根リフォームの初めの一歩が踏み出せるはずです!
なぜ屋根をリフォームしないといけないの?
屋根はそのほとんどが塗装されています。塗装の一番の目的は、雨や紫外線から家を守るためです。屋根の塗装周期としては、材料にもよりますが約10年が目安とされています。
長年屋根を放置してしまうと、塗膜の防水効果が切れ、ひび割れなどの劣化した状態のまま放置してしまうと雨漏れの原因となります。そうすると、屋根と関係のない箇所までリフォームしないといけなくなってしまい、数十万で済んだ工事が数百万になってしまったり、塗装すれば問題なかったはずの屋根が、塗装では済まされない状況になることもあります。
どんなリフォーム方法があるの?
ここでは、主な屋根のリフォーム方法について紹介していきます。
屋根塗装
- 対象の屋根:金属系屋根・スレート瓦・セメント系瓦・粘土瓦
- 工期:約5日
- 金額:約30~50万
現在の屋根を洗浄し、上から塗装をかけます。塗装の種類も多々あり、フッ素・シリコン・ウレタンなどがあります。塗料によって耐用年数が違いますので、お家の屋根に合った塗料を選ぶ必要があります。
屋根重ね葺き
- 対象の屋根:スレート瓦・金属系屋根
- 工期:約5日
- 金額:約70~90万円
既存の屋根の上にガルバリウム鋼板を重ねて施工する方法です。で既存の屋根材の解体工事費と廃材処理費(アスベストが含まれていると予算がかさんでしまうことも)がかからないため、コストも抑えられる人気の屋根リフォームになります。
屋根の葺き替え
- 対象の屋根:金属系屋根・スレート瓦・セメント系瓦・粘土瓦
- 工期:約7日
- 金額:約100~140万
既存の屋根を撤去して、新しい屋根を葺く方法です。屋根や下地がひどく腐食しているなど、重ね葺きができない状態・素材である場合は重ね葺きになります。また、瓦屋根だったのを、地震の際に大きく揺れないように屋根を軽くしたいという目的で金属系の屋根に交換することもあります。
屋根のリフォームに最適な時期は?
ここまで読んで頂き、「屋根のリフォーム、そろそろ考えないとな…」と思ったそこのあなた。屋根リフォームに大切なポイントとして、「時期」があります。屋根リフォームに雨はご法度。塗装でも葺き替えでも条件は同じです。特に塗装の場合は、雨が少なく、気温が安定しており乾燥に必要な日照時間も確保できることが大切です。つまり、春~梅雨が始まる前(3月~5月)、や10月・11月がベストなタイミングと言えるのですが、当然塗装屋さんの繁忙期となります。
この時期の塗装屋さんは混み合うため、早めにお見積りと工事の依頼を掛けておく方がよさそうです。
まとまったお金を出すのが今現在難しい…でも雨漏りが心配!どうしたらいい?
屋根のリフォームは大きなお金がかかるもの。ですが、瓦のひび割れやスレート瓦の割れなどは、瓦1枚の交換やシーリングを入れるなど、部分的な応急処置が可能です。もちろん、後々しっかり屋根のメンテナンスを掛けてあげることは忘れずに。まずは近くの業者さんに現状を見てもらうことから始めるといいかもしれません。
まずは現状を知ることから
いかがでしたか?
屋根のリフォーム、考えてみようかな…と思ったのであれば、まず近くの塗装業者さんかリフォーム業者に現状を見てもらい、どんな方法のリフォームが最適か見てもらうことが最初の一歩となります。普段見えない部分ですので、見て見ぬ振りもできますが、大切なお家でずっと安全にくらしていくために、はじめの一歩を踏み出してみましょう!
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