うちに物が多すぎることはわかってます。認めます。
巷では「断捨離」が叫ばれて久しいですが、『これ結構高かったんですよ、思い出だってつまっているから捨てられないですよ…。』その気持ちわかります。
でも思い出のある物であっても、大切な物でもあっても、収納に収まりきる一定のラインを超えて、溢れ出た瞬間から、物たちの価値が下がって「散らかってる物体」に格下げになるような気がします。
大切な物が床に転げ落ちてませんか?バラバラに積み上げられてませんか?ほこりをかぶっていませんか?急な来客にバタバタしてませんか?物が見つからず同じ物をだぶって購入していませんか?
日々の暮らしは刻々と変化し、物は増えていく一方。また暮らしてみないとわからないのが物の数。そんな中で居心地の良い空間を保つ為、スッキリ、キレイにしまうポイントをご紹介します。
デッドスペースを活用する
限られた空間の中で新たに収納に充てる場所を確保するために、今使われていないデッドスペースを活用しましょう!
部屋の天井裏、床下、壁面を上手に使うと格段に収納スペースを増やすことができます。
天井裏
天井裏を収納として上手に使えばスペースも広く、長い物もしまうことができます。収納式のはしごを設ければ使わない時はスッキリ隠せます。忍者屋敷みたいでワクワクしますね。ただ夏場などは高温になるのでしまうものの選定は必要です。また暑いので長時間その場所にいるのは危険です。できれば換気扇や窓を設置しましょう。
床下
台所にある床下収納が代表的ですが、テーブルの下にあって何をしまったか覚えていないなんてことはありませんか?20年前の缶詰めがでてくることもよくあります!そうならないためにも、開け閉めしやすい場所に収納を作りましょう。
例えば、リビングの一部を床の高さを上げて小上がりの畳スペースをつくる。そうすると畳の下の空間に収納スペースをつくることができます。引き出し式や電動で開閉する畳下収納もあるので物の出し入れもスムースです。小上がりは、ちょっと腰かけて休憩するにもピッタリです。小上がりのある生活はいかがでしょうか?
壁面
壁に棚板を何段かつけるだけで、思い出の雑貨を飾ることができます。しっかりと補強して棚の奥行を45cm~60cmほどの広めにすれば、デスクのように使うこともできます。
更にダボ金具などを使って棚板を可動式にすれば使い勝手は格段によくなります。入れるものの大きさによって棚の位置を上下させればデスクになり、物置になり、飾り棚にもなる。フレキシブルに対応できます。
クローゼットの隙間を埋める
目線の上に棚が一段とその下にパイプが1本。よく見るクローゼットの基本形です。
物が少ない場合はこれでも十分ですが、よくみると使えそうな隙間がチラホラ!足りない場合は、そこにある隙間をフル活用しましょう。収納を増やす為にはレール、ブラケット、棚の3点をどのように使うかがポイントになります。
例えばクローゼットの奥の壁に小物棚をつくれば、バックや帽子など小物を置けます。奥が難しい場合は両サイドに小物棚を作るのも一つの手です。クローゼットをたたんだ時にできるたたみ幅をつかえば、ものを出しにくいデッドスペースが小物の置き場として活用できます。
棚もI型、L型など可能性は沢山あります。押入れをクローゼットにしたような奥行が深い収納の場合は、パイプを前後二段にするのもおすすめです。クローゼットの高さ、間口、奥行をフルに使うだけで相当の収納力が増えますよ!
外にも収納は必要?
玄関に大物が散乱している!→お客様宅でよく聞くお悩みの一つです。実は玄関こそ、最も広い収納スペースが必要な場所かもしれません。
例えばレジャー用品、ゴルフバックにスキーの板、サーフボード、サッカーボール、雨風にさらして錆びさせたくない自転車、カー用品にスタッドレスタイヤ、工具箱など、玄関周辺にあると便利だけどうちの玄関じゃ狭すぎる…涙
そういった場合は汚れも気になることですし、外に収納スペースを作りましょう。
敷地に余裕があれば物置を建てたり。ストックヤードをつくるのも良いでしょう。キッチンの勝手口周りにサービスストックと呼ばれる、簡易的なサンルームを設けてあげるとキッチン内に置ききれない、分別ごみや臭いの気になる生ごみなどを置いておけます。
他にも、ごみ収集日の少ない段ボールなどの置き場も結構困りますが、このようなスペースがあれば風にも飛ばされず置いておくことができます。
また防災グッズなどは緊急時に家に入れなくても取り出せるように外から出し入れできる場所に置くのもポイントです。別の物置を建ててもいいですし、外から物の出し入れができる収納空間があれば本当に便利です。
片付けの基本は、物の住所を決めること
大事な事は物のしまう場所をはじめに決めること。物にも住民票をあげてしまいましょう。しまったのはいいけれど、何処にあるかわからない。これでは意味がありません!
例えば子供も具合が悪い時に体温計を直ぐにだせますか?万が一の時に防災グッズを直ぐにだせますか?
スッキリしまえて、スマートに出せればいつでも居心地の良い空間です。まずはしまう場所を決めて、どれだけの物をどのようにしまうか、今後増やすとしたらどれくらいの量までにするか、一度考えてみましょう。
【合わせて読みたい】→必見!もう収納で悩まないクローゼット活用術
【合わせて読みたい】→床の間が大変身!和室のおしゃれリフォームでつくる和モダン空間
【合わせて読みたい】→健康は良質な眠りから。寝室環境と寝具を整えて健康的な毎日を!
同じテーマのおすすめ記事
東京 武蔵野市 三鷹市エリアでリフォームをお考えの方
東京 武蔵野市 三鷹市でリフォームをお考えの方、ONOYA東京に相談してみませんか? まずは、WEBサイトをご覧ください。リフォームの施工事例を見ることが出来ます。東京のリフォーム・リノベーションはONOYA東京
コメント