最近は椅子に座って机でご飯を食べたり、ソファに座る洋風の生活スタイルに変化してきて、畳の上でくつろぐ機会がが少なくなってきたように感じます。しかし、お家を建てるとき、リフォームする際に「畳も残したいんだけどな…」「洋室に”和”の畳って合わないかな…」と悩まれている方も多いと思います。そんな方に、うまく畳を残しつつ、お洒落に仕上げる方法をお伝えします。
「畳スペース」ってなに?
洋室の部屋の一角に畳を設けた空間を畳コーナーといいます。畳コーナーは完璧に”洋室”と”和室”と別れているのではなく、空間的に
繋がっているので、フローリングと畳が共存している空間になります。
「えっ、フローリングと畳って合うの?変にならない?」と心配な方もいると思います。しかし意外とフローリングと畳はマッチしますし、1つの空間でフローリングの良さと、畳の良さを取り入れられます。
「ちょっと横になりたいけどフローリングだと固いしな…」
「洗濯物を畳むときフローリングだと足が痛いな…」
そんなお悩みを解決するために、畳コーナーを取り入れる方が最近増えてきています。畳コーナーも、大きく分けて2種類あるので、自分の生活スタイルに合わせてどういう畳コーナーがいいか考えてみてください。
畳スペース①小上がりタイプ
では、畳コーナーの種類についてご紹介します。
ひとつめは、フローリング部と畳部で段差をつけるタイプの畳コーナーです。
段差を付けるタイプの畳コーナーでは、5㎝や10㎝など中途半端な段差だと逆に躓きやすく危ないです。
そこでオススメは椅子と同じくらいの高さ38㎝前後です!立ち座りがしやすい高さなので、床に座ると足が痛い方や、立ち座りが大変という方におオススメです。
そのくらい段差があるとつまずいたりする心配はないですし、空間にメリハリが出てきます。
ただし、小さいお子さんの転落には注意が必要です。
また、小上がりの畳コーナーの段差を生かし、段差部分を収納にして、収納量を格段に増やすことができます。
収納する場所がなくて困っている方や、あまり部屋にタンスや、収納ボックスを置かずにすっきりとした空間にしたい方におすすめのプランです。
畳スペース②空間を広く、バリアフリータイプ
二つ目は、バリアフリーな畳コーナーです。
上記の小上がりの畳コーナーとはうって変わり、段差のない畳コーナーもあります。なるべく段差をなくして、バリアフリーな生活がしたい方にオススメのプランです。リビングの中心の4.5畳分だけ畳にするなんてこともよくあります。
畳を中心だけにして周りはフローリングにすることで、実際に座ったり寝転んだり、洗濯物を畳んだりするのは畳の上で、その周りのフローリング部分には、タンスやピアノなど畳の上においては傷つけてしまうものを置くことで、長くキレイに畳を使うことができます。
お洒落で実用性の高い畳を使う!
日本人の和室(畳)離れには、椅子に座りご飯を食べるようになった生活スタイルの変化の他に、畳が色あせやすかったり、ささくれてしまう、などの手入れが大変なことも理由に上がるのではないでしょうか。
「せっかくきれいに畳コーナーをいれても、シミがついたり、ダニが発生しやすいと嫌だな・・・」と考えているあなた!
お手入れがしやすく、汚れ・傷に強い畳もあります!
樹脂製の畳で、水拭きができ色褪せもほとんどおきない商品が販売されています。
(画像掲載元:https://www.sekisuimigusa.jp/index.html)
畳の色も、い草のようなグリーンや薄黄色だけでなく、デニムのように真っ青なインディゴ色や子供部屋にぴったりなオレンジやピンクのものまであります。ただし、樹脂製のためい草の香りがしないので注意してください。
自分好みに合う畳を選んで、お洒落かつ実用性の高い空間にしてみましょう。
フローリングと畳のいいとここどり!
畳コーナーはまさに、フローリングと畳のいいとこどりなんです!椅子やソファを使用する生活スタイルに合ったフローリングに、寝転んだり、くつろいだり、洗濯物を畳んだりするのに適した畳が一つの空間にあるって便利ですよね!畳コーナーは段差を付けたり、フラットにしたり、角に設けたり真ん中に設けたり、自由度が高いです。和室をつくりたいけど、どうすればいいのか分からない方は是非、畳コーナーを検討してみてください。
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