町ゆく人々のファッションもすっかり秋色になりましたが、みなさん衣替えはお済みですか?シーズンごとに物が増え、「衣替えに毎回苦戦している!」なんて方もいるのでは?近頃、要らないものを思い切って捨てる“断捨離”をする方も増えていますが、なかなか簡単に捨てられないものですよね。そんな時はたくさんの物を収納できる“ウォークインクローゼット”がおすすめです。
今回、ウォークインクローゼットを取り入れる上での間取りの目安や使いやすい形をご紹介します。
そもそもウォークインクローゼットって?
ウォークインクローゼットは文字通り、「歩いて入れる」タイプの独立した部屋のことで、主に洋服やシーズン品などを収納する場所を指します。
【無駄なスペースゼロ!おしゃれウォークインクローゼットの作り方】
使い方に決まりはありませんが、収納のイメージができていないと無駄な空間になりかねません。せっかくの良さを発揮できないのはもったいないですから、作る際にはなにをどのように収納したいのかイメージすることが大切です。
ライフスタイルから割り出す「間取りの目安」
いったいどれくらいの広さがあれば使い勝手の良いクローゼットが実現するのでしょうか?使用人数や収納する物によって基準は以下のように変化します。
TypeⅠ:2畳タイプのクローゼット
一般的に夫婦2人分の収納が十分にできる広さです。
左右に収納棚、真ん中に通路を各60㎝ずつ確保できるので、スッキリ片付けることが出来ます。しかし、中で着替えをするには少し狭い為、棚の奥行きを狭くして通路のスペースを広げると余裕が生まれるのでおすすめです。
typeⅡ:3畳タイプのクローゼット
夫婦2人+子供2人の4人家族の場合、3畳ほどの広さが最適です。
鏡を設置して、中で着替えるのにも十分なスペースを確保できます。キャリーバックなど普段使用することのない物も収納することも可能です。
typeⅢ:4畳タイプのクローゼット
夫婦2人+子供2人の4人家族ならウォークインクローゼットのみの収納で十分な広さでしょう。寝室にタンスを置くこともないのでスペースも効率的に使えます。
しかしただ広ければいいというわけでもありません。あれもこれもと物を収納してしまい、結果まとまりがない収納になってしまう、なんてこともあります。収納したいものを決めたうえで間取りを決めていきましょう。
どのタイプがいいの?意外と知らない形と設置場所の関係
ウォークインクローゼットには、収納の形がいくつかあります。日常の動作を考えて「家のどの位置に配置するか」も重要な鍵になるので収納の形と設置場所を見てみましょう。
【Ⅰ型】
壁の一面をクローゼットにしたタイプ。寝室の壁に設ければ、起きてすぐ着替えることが出来ますね。壁の一面だけなのでスペースも確保しやすいのも嬉しいポイント。
【Ⅱ型】
壁の両端に収納を設けたクローゼットは最も一般的で効率が良い収納方法です。
部屋同士をつなぐ廊下に設置することも出来るので、寝室と物干し場の間に設置すれば、効率の良い動線が可能になります。
【U型】
壁の両端と奥を収納スペースにしたクローゼットです。収納力抜群なので大人数が利用できる独立した「更衣室」にもなります。着替えてすぐ出かけられる玄関付近や、服を畳んだら収納できる物干し場付近などに設置するのがおすすめ。一方、真ん中まで物を入れてしまうと奥の物が取りづらくなってしまうので収納物の配置には気配りが必要です。
気をつけて!ウォークインクローゼットの注意点
便利なウォークインクローゼットですが、注意点もあります。
築年数が古い家は断熱性能が低いので外壁に面した壁が結露しやすく、特に北側の壁は濡れることがあります。そのままクローゼットを設置すると、風通しが悪くなる為更に結露しやすくなり、洋服が害虫の被害にあいやすくなります。
換気扇を付けるなど、空気を循環させることで被害を抑えられます。
また直射日光が当たる場所にクローゼットを設置すると、紫外線で洋服が日焼けしてしまう場合もあるのでどの方位に設置するかも重要です。
自分に合った収納で過ごしやすさの追求を
一口にウォークインクローゼットといっても、ライフスタイルによって使い方はさまざま。収納を作りたい以外にも、ある程度イメージがあるとさらに良い仕上りになります。まずは持ち物や生活スタイルを見つめ直し、最適なウォークインクローゼットをつくっていきましょう。
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