こちらの記事では、リフォームのプロが教える洗面台を選ぶときに知っておいてほしい、洗面台と洗面化粧台の違いや、リフォームでの注意点など、洗面化粧台の情報を詳しく紹介しています。購入前にぜひともこちらの記事を読んでポイントを押さえておいてください。
洗面台と洗面化粧台の違いを知っていますか?
突然ですが洗面台と洗面化粧台の違いを知っていますか?
洗面台は、洗顔や歯磨きをするための水栓金具と洗面ボウル、鏡を組み合わせたものです。
これに対して洗面化粧台とはその名の通り、洗面台の機能にさらに身だしなみや化粧などがしやすいような機能が追加されたものです。洗面器一体タイプ(ユニットタイプ)とカウンタータイプ(システムタイプ)などに分けることができますが、最近では、それぞれの良さを取り入れたものもあります。
洗面化粧台には多くの機能が求められます。例えば鏡、照明、コンセントなど。本来水栓金具と洗面ボウルさえあれば身支度は出来ます。しかし、この忙しい現代人の「一度にまとめてやりたい」という要望に応えるため、各メーカーさんは使い勝手を高めるための工夫を日々研究しています。
実は洗面台・洗面化粧台の他にも造作洗面台というものがあります。造作洗面台とは、個々の用途に合わせつつ、デザインも楽しみながら部材を選び、世界に一つだけの洗面台を作ることができます。
洗面台といっても色々な種類はあります。それぞれの違いを把握した上で、いよいよリフォームの話に進みましょう。
機能充実、工期短縮!既製の洗面化粧台
洗面化粧台のリフォームにはどれくらい期間がかかるのでしょうか。
すぐに洗面化粧台の取替えをしたい方は、工期が短期間で済む、メーカーの既製の洗面化粧台をおすすめします。
取替の場合、大きさが今の洗面化粧台と同じもので、場所の移動や内装工事がなければ約半日で終わります。しかし工事は早く終わっても、洗面化粧台選びに時間がかかるかもしれません。ひと言に同じサイズの洗面化粧台といっても、メーカーごとに特徴がありますから、選ぶ際は大きさや素材、機能など自分の家に合わせて考えましょう。
大きさ
まずは洗面化粧台の大きさですが、規格の幅500mmから600mm、750mm~など洗面室の間口に合わせて選ぶことができます。出幅は機種によっておおよそ決まっています。その他収納ユニットなどと組み合わせることにより、約50mm単位で設定できる機種が多いです。
鏡(収納部)も全体で高さが1800mmで収まるもの1900mmで収まるものなど様々です。洗濯機を隣に置く場合は、洗濯機の種類(タテ型かドラム式か)や商品タイプによって大きさも異なるので、洗面化粧台が置けるスペースを事前に確認しておくことが大切です。
素材
次は素材選びです。洗面ボール部分は昔からの陶器、ホーローに代わり人工樹脂のタイプが多くなってきました。瓶を落としても割れにくく、掃除がしやすいなどの利点もあり、価格も安価になってきています。洗面ボール一つとっても、どんどん進化が見られますので注目してみて下さい。
既製品の洗面化粧台でも選べる楽しさを味わいましょう!
また、すでにユニットになっている既製品の洗面化粧台でも、あなたが思っているより選択肢があることをぜひともお伝えしたいと思います。
扉の色
洗面室のような狭い空間になると、洗面化粧台の存在感はかなりあります。そのため色選びは最も重要なことと言っても過言ではありません。
最近はシンプルな見た目が人気です。昔とは違い、さまざまな仕上げ、色から好みのものを選ぶことができます。落ち着きのあるダークなものから明るいものまで、木目の風合いを感じるタイプが各メーカーでラインアップされています。
水栓金具
機能部分の話ですが、洗髪をするかしないかでまず水栓金具を変える必要があります。洗髪する場合は伸びるシャワーホース、洗髪しない場合はシャワーホースはいらないでしょう。どちらの水栓もデザインはいくつかの中から選べます。
収納部分
次に収納部分です。洗面化粧台の下部は観音開き、引き出し、観音扉+引き出しなどから選ぶことができます。収納したいものによって選ぶことをおすすめします。
ミラー部分も鏡の裏が収納になっていたり、オープンな収納が付いていたり、収納がなく鏡だけのタイプと多数あるので、使用方法で選ぶことができます。
そのほか足元暖房、体重計も収納できるものなど色々な種類があります。メーカーの洗面化粧台を選ぶにしても選択肢はたくさんあるので、使い勝手や好みの組み合わせを考えて選ぶと失敗しません。
憧れの世界で一つだけの造作洗面台のメリット・注意点
洗面台のもう一つの選択肢として造作洗面台があります。
造作ってあまり普段は使わない言葉かもしれませんが、建築現場では結構使う言葉です。簡単に言えば、手作りするという意味です。
「世界に一つだけの洗面台」は、設備屋さんの工事だけで終わるメーカーの一体型洗面化粧台と違い、ものによっては
- 大工さん
- 設備屋さん
- 電気屋さん
- 左官屋さん
- 建具屋さん
などの職人さんの工事が必要なため、工事期間は3日から1週間ぐらいかかります。そのため仕様決定までの打ち合わせも多くなります。金額も材料を安く選んでも職人さんの手間がかかるため、既製の洗面台よりも費用が高くなってしまうことが多いです。
しかし、メーカーの洗面台と違い大きさ、素材、機能全てを自由とにできるメリットがあります。一つ一つ選んで自分好みの洗面台を作ることができるのは、既製の商材から選ぶよりも出来上がった時の喜びは大きくなるでしょう。
ただ造作洗面台の場合、完成しないと実際の使用感を知ることができないので、使用方法・素材の希望などをプロに相談しながら決めて行くのが一番良い方法だと思います。もしイメージがあれば、それをもとにプロに相談するのがおすすめです。
プロの意見は聞くべし!
洗面化粧台の特集はいかがでしたか?
業者にお任せして無難なものを選ぶより、自分で調べてある程度イメージを固めておき、その上でプロに相談するのが失敗しない一番の方法だと思います。きっとプロがいいアドバイスをしてくれるはずですよ!
毎日使う洗面化粧台ですから、お気に入りのものに出会えるといいですね。
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